第16回専門医試験の受験者は必ずお読みください。
(2023年10月2日)
日本精神神経学会の学会制度から新専門医制度への移行措置が、日本専門医機構にて承認されました。これは、学会制度で研修を始めた方が新専門医制度に準ずる研修を修了したと認められた場合、学会制度での試験終了後も一定期間、専門医試験を受験することができる制度です。
~2030年3月31日まで
2025年~2030年に実施する専門医試験
※2025年は従来通り学会制度での新規受験が原則となります。学会制度で受験できない(研修期間が3年に満たない)場合のみ、移行措置の対象となります。
① 2025年度試験までに学会制度で新規受験できない事情があること。
② 新規受験年の3月までに研修修了し、新制度に準じる為の「追加の修了要件」(別紙)も満たしていること 。ただし研修期間については、新制度整備指針の「特定の理由のある場合の措置」に示された事項に該当する方に限り、実質研修期間2年6ヶ月でも研修修了出来ることとする。
③ 2025年度の所定の期間に申請すること。移行措置期間中は、受験しない年度も、合格するまで毎年所定の期間に申請すること。
移行措置で受験する場合、新専門医制度での研修に準拠するため「追加の修了要件」を満たすことが必須となります。すぐに完了できない可能性がある項目もありますので、必ずご確認ください。
①学会発表1回以上が必須となります。発表する学会の要件は新専門医制度に準じます。
②学術総会への1回以上の参加が必須となります。(オンデマンド配信も可)
③多職種評価のかわりに、多職種協働委員会が主催する学術総会での委員会シンポジウムや多職種フォーラムに参加が必須となります。(学術総会のオンデマンド配信も可)
④経験症例においててんかん[G40, G41]、睡眠障害[F51, G47]がそれぞれ1症例以上必須となります。
⑤研修項目評価において、総論「医の倫理」「安全管理」の経験が必須となります。
⑥研修項目評価 総論 「感染対策」のかわりに、専門医研修委員会が指定する研修会・eラーニングの受講が必須となります。
「追加の修了要件」を満たすことが難しい方に向けて、代替となるeラーニング等を用意する予定です。
その他具体的な申請方法や修了要件の詳細は、後日、学会HP等でお知らせします。
(2022年2月10日)
①学会専門医制度による研修が受けられる期限を2025年3月31日までとします。
②ただし、再受験者が経験症例を追加するために研修期間を延長する場合に限り、2028年3月31日まで延長可とします。
③学会専門医制度による研修を受けた方が、学会専門医制度による試験を受験できる期限は以下の通りです。
④学会専門医制度による研修を受けた方は、原則、学会専門医制度の試験を受験していただきますが、事情により③の期限までに受験できない方を対象に、一定の期間、新専門医制度による試験を受験することが出来る移行措置を実施する予定です。
ただし、移行措置には一定の適用要件を設ける予定です。ご自身が要件を満たせない場合もありますので、学会専門医制度で研修中の先生は原則、③の期限までに受験してください。
移行措置の詳細は、決まり次第、学会HP等でお知らせします。
ご不明な点がございましたら、以下のフォームから、お問い合わせください。