Psychiatry and Clinical Neurosciences Reports(PCN Reports)は、Psychiatry and Clinical Neurosciences(PCN)の姉妹誌として、2022年に創刊したOpen Accessのオンラインジャーナルです。
2024年に、PubMed Central(PMC)、Emerging Sources Citation Index(ESCI)への収載が決定し、これにより、2025年からインパクトファクター(IF)が付与される予定です。
PCN Reports の使命は、PCNより間口を広げ、研究の成果を公表できる場を提供するとともに、優れた研究成果を世界に向けて発信し、精神医学、精神医療の発展に寄与することです。
精神医学全般および臨床神経科学における論文を掲載しており、英文による発表機会の少ない精神病理学の論文、症例報告も積極的に受け付けています。
いわゆるパイロット調査や実現可能性調査(feasibility study)、計画段階や進行中の研究のプロトコール論文も掲載の対象となります。
また、PCN Reportsの表紙では、患者さんの「生(き)のアート(アール・ブリュット)」を世界に発信していますので、ぜひご注目ください。
規定の投稿料(APC)がかかりますが、学会員の方については、当分の間、投稿料を学会が負担いたします。なお、投稿は本学会会員でない方も可能です。
皆様からのご投稿を心よりお待ちしております。
臨床研究を英文論文で報告したいと考えている若手精神科医のみなさま、ぜひご視聴ください。
若手精神科医のための臨床研究事始め-症例報告からランダム化比較試験まで
司会 :鈴木 道雄 (富山大学学術研究部医学系神経精神医学講座)
司会 :明智 龍男 (名古屋市立大学大学院医学研究科精神・認知・行動医学分野)
対人関係療法を複雑性PTSDに実施して改善をみた一例 :利重 裕子 (名古屋市立大学大学院医学研究科精神・認知・行動医学分野)
横断的観察研究の計画から論文化まで :菅原 典夫 (獨協医科大学精神神経医学講座)
せん妄予防をラメルテオンの保険適用に追加することを目指した臨床試験 :貞廣 良一 (国立研究開発法人国立がん研究センター)
指定発言者 :古郡 規雄 (獨協医科大学精神神経医学講座)
指定発言者 :岩田 仲生 (藤田保健衛生大学病院精神科)