皆様から寄せられたご質問をもとに、回答をまとめております。随時、項目を追加してまいります。
A1:専攻するプログラムを決定する必要があります。連携施設に就職するだけでは、新制度による専門研修を開始することは出来ません。必ずプログラムへの応募を行って下さい。その際には【参照】を参考に、連携施設からプログラム統括責任者の先生へ、事情をご説明して協議してください。
【参照】
専門医制度 新整備指針第三版では、Ⅰ.- 3.-(1)-ⅲ「研修施設群の原則」のなかで、以下のように記載されている。
『連携病院で採用した専攻医については、専攻医の希望があった場合、できる限り長期間連携病院における研修期間を設定するなど、柔軟なプログラムを作成しなければならない。ただし、その際には規定された経験症例を満たす等研修の質が低下しないよう基幹病院のプログラム責任者と協議を行わなければならない。』
A2:新専門医制度の専門研修を受けることが可能です。プログラムへの応募を行って下さい。また、Q1の【参照】もご覧になり、必要があれば基幹施設のプログラム統括責任者と協議してください。
A3:他科から精神科へ転科し、新専門医制度の専門研修を受けることは可能です。プログラムへの応募を行って下さい。また、Q1の【参照】もご覧になり、必要があれば基幹施設のプログラム統括責任者と協議してください。
A4:応募は可能です。
ただし、医師臨床研修中は専門研修を開始することが出来ません。
「研修開始延期申請書」を学会事務局までご提出ください。
また、6か月以上研修開始を延期する場合は翌年度に応募してください。
ただし10月1日に研修開始できる場合は、その年度から始めて問題ありません。研修開始が10月2日以降となってしまう場合は、再度応募してください。
また、特定の理由がある場合に限っては6か月以上研修開始を延期する場合でも再応募の必要はありません。
※特定の理由(海外への留学や勤務、妊娠・出産・育児、病気療養、介護、管理職、 災害被災など
特定の理由がある場合の再応募不要措置は2024年度研修開始の専攻医からを対象とし、医師臨床研修中に「特定の理由」により遅れが生じ、専門研修開始が遅れてしまう専攻医も含めます。
A5:日本専門医機構の専攻医応募システム内でカリキュラム制を選択してください。
A6:専攻医としてプログラムに採用後、研修開始までに9,000円を支払います。本学会への入会が承認された後、専攻医宛に請求書をお送りしますので確認後支払ってください。既に入会されている方が研修を始める場合は別途ご案内します。
また、研修が4年目以降に延長された場合には、1年毎に3,000円の支払いが必要です。毎年個別にお支払い方法をご案内します。研修延長時の専攻医登録料は、研修中断や研修開始延期などの申請をしている場合も対象となります。
【参照】
精神科専攻医の研修に関する細則 第4条に以下のように記載されている。
『専攻医は研修の管理に係る諸費用として、 研修開始時に専攻医登録料9,000円を日本精神神経学会に納入しなければならない。 研修開始から4年目以降は年度毎に年額3 ,000円を納入しなければならない。』
A7:「専攻医応募を考えている方へ」をご覧ください。