公益社団法人 日本精神神経学会

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見解・提言/声明/資料|Advocacy

ICD-11β草稿で認知症(神経認知障害)が「精神と行動の疾患」の章から除外されている件に対する意見書について

更新日時:2017年1月26日

日本精神神経学会 会員各位

World Health Organization(WHO)において診断分類ICDの改訂作業が行われていますが、ICD-11β草稿において、認知症(神経認知障害)Dementias (Major Neurocognitive Disorders) が「精神と行動の疾患」の章(the chapter for the Mental or Behavioural Disorders)から完全に取り除かれ、神経疾患の章にのみ配置されていることが明らかになりました。

本学会は本件に対し強い懸念を表明し、認知症を、ICD-10の分類にならい「精神と行動の疾患」の章にも配置し、コードをつけることを希望する意見書を作成いたしました。

本意見書は、World Health Organization(WHO)、厚生労働省等へ提出いたします。
 

公益社団法人 日本精神神経学会
理事長 武田雅俊
ICD-11委員会委員長・副理事長 神庭重信

 

意見書はこちらからご覧ください

日本語版(156KB)

英語版(143KB)

 

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