公益社団法人 日本精神神経学会

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学会活動|Activities

第122回日本精神神経学会学術総会

過去のKNPA派遣者一覧

更新日時:2026年5月11日New

過去にKNPAにJSPNの代表として派遣された先生方の報告書や感想を以下に掲載します。
(※ご所属は派遣当時の所属施設名を掲載しております。)

2026年派遣者

■氏名:富田 博秋

■所属:東北大学 大学院医学系研究科 精神神経学分野

■発表日:2026年4月16日

■発表演題名:
Drawing Insights from Large-Scale Post-Disaster Population Cohorts for Psychiatric Epidemiology and Digital Approaches in Japan

■感想:
the 2026 KNPA Annual Meetingへの参加とその中で企画された疫学とデジタルアプローチをテーマとしたKNPA-JSPN Joint Symposiumでの本発表および議論を通じ、日本と同様に韓国におけるデジタル技術の精神医学への応用が急速に進展していることを改めて実感した。具体的には、認知行動療法のデジタル化やバイオセンシングによる客観的な病状評価など、多様な用途において質の高い研究が展開されていることが紹介された。これらの動向を詳細に把握できたことは、今後の自らの研究の方向性を検討する上で非常に有益であった。また、疫学研究の面ではサムソンなどの巨大な産業と連携して就労者のメンタルヘルスに関する巨大なコホート研究がなされており、その中から就業時間、ハラスメントを含む就労環境の課題が提示され興味深かった。今回の日韓の精神医学領域での交流で最も印象深かったのは、共通の課題に取り組みながらも、その背景にある精神医学・精神医療や産業的風土における日韓の差異から、精神医療保健や精神医学研究とその成果の社会実装への取り組みのあり方について、新たな視点を得る機会となり得るということであった。本学会への参加は、日韓連携の重要性を再認識するとともに、今後の共同研究や相互支援の可能性を広げる意義深い機会となった。

(写真)

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