2013年1月19日理事会承認
1997年に、日本精神神経学会は「臨床研究における倫理綱領」を発表したが、その後、日本全体として臨床研究の倫理的配慮に対する議論がなされ、また臨床疫学、脳科学、ゲノム医学など研究手技や技術の進歩があり、それに対応して政府から種々の臨床研究に関連する指針が発表され、適宜改正もなされている。
この点を踏まえ、日本精神神経学会学会員の関与する、直接生きた人を対象とする研究、人由来の試料および人に係わる情報を用いた研究、そして死者由来の試料および死者に係わる情報を用いた研究を含む、あらゆる人を対象とした研究に関して、政府が策定した以下の諸指針に則って研究を行うことを求める。
・2013年1月19日(理事会承認時)時点での日本における医学研究の指針
なお、今後、新たな指針が追加された場合、あるいは既存の指針が改正された場合等は、適宜、「臨床研究における倫理綱領の補遺」は追加、改正する予定であるが、会員各位は理事会承認を待たずに政府指針に従うよう留意されたい。
1,2,3,4,5に関しては下記の厚生労働省のweb siteを参照。
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/kousei/i-kenkyu/index.html
6,7,8に関しては下記の文部科学省のweb siteを参照。
http://www.lifescience.mext.go.jp/bioethics/hito_es.html