日本精神神経学会では、毎年、優れた海外の若手医師12名に対してFellowship Award を授与し、年次学術総会にて、世界各国で中心的な活躍をされているエキスパート座長のもと、日本の医師と共にシンポジウム（International Symposium）発表の場を設ける事業を行っています。この日本と海外の協働・協力の機会を更に発展させるべく、Fellowship Award受賞者と日本の医師・研究者との間での国際交流を促進するための会議を開催しています。これまで、この会議をきっかけにPsychiatry and Clinical Neurosciences（PCN）などを始めとして、多くの国際共同研究の成果が出版されてきました。
オンラインでの開催となった今年度も同様の趣旨のもと、awardeeと日本の精神科医とで研究テーマを持ち寄り、今後の国際協力事業への礎を作るためのミーティングを行います。今回はSouth Africa, Georgia, Kenya, Belarus, Spain, UK, Hungary, Thailand, Singapore, India, Bangladesh, Greeceから各国を代表する若手精神科医が参加します。受賞者のネットワークを生かした国際活動の推進の一助となれば幸いです。
ミーティングの開催に伴い、参加者及び企画発案者を募集しています。
例）
・海外向けのアンケート、研究を行っている方
・海外との共同研究の協力者を探している方
・海外のプロジェクトに参加して実践的な英語を学びたい方
各国を代表する若手の精神科医とのコネクションを作れる貴重な機会です。興味を持っていただいた方に参加方法の詳細をご説明しますので、お気軽に下記までお問い合わせください。
お問合せ先： 公益社団法人 日本精神神経学会 事務局 国際委員会担当
E-mail: jimu-kokusai@jspn.or.jp
ご連絡の期日：2020年9月18日（金）
※視聴のみの場合はご連絡の必要はございません。総会お申込みの方はどなたでも視聴できます。
【実施企画】
・9月28日（月） 9：00～10：20 Recruitment meeting
JSPN会員、Fellowship Award受賞者から国際活動のアイディアを募集します。日本で行ったアンケート研究を海外に広げたい、海外の精神科治療や教育がどのように行われているか知りたい、参加国の精神科医とのコネクションを作りたいなど、募集したい国際活動に関する5分程度の動画を流し、質問時間を5分程度設けます。
・9月29日（火） 9：00～10：20 Role-sharing meeting
発表された国際活動ごとに15分程度の話し合いを行います。参加者は興味がある国際活動のmeetingに参加します。Meetingでは企画者が、アンケートの記入、事例の募集、共同研究の立案など参加者に求める役割を再確認した後、今後のミーティングスケジュールを決めてもらうことまでを目指します。
・9月30日（水） 9：30～10：00 Commitment meeting
企画者がMeetingで話し合われた国際活動に関する今後の方針を発表します。国際委員で可能な方は参加していただき、commitmentの確認と今後に向けた協力関係を作ることを目指します。
※すべて英語で行います。通訳の予定はありません。
※オンライン（Zoom）でミーティングを行います。機材やネット環境はご自身でご準備ください。
※3日間全ての日程ではなくても一部のみの参加でも構いません。
【参加資格・参加方法】
参 加 者： 対象者は日本精神神経学会のすべての会員で、年齢、経験は問いません。参加いただくための準備などは必要ありません。オンラインでご発言を希望される方は9 月18日までに上記メールアドレスまでご連絡いただければ参加方法についてご案内いたします。
企画発案者： 対象者は日本精神神経学会のすべての会員で、年齢、経験は問いません。募集される研究テーマ、または国際的なネットワークを使ってこのような活動をしたい、という希望がある方は、事前に国際委員会まで相談いただけると幸いです。
主 催：日本精神神経学会 国際委員会
