倫理関連の文献のご紹介

精神神経学雑誌に掲載された倫理関連の論文や資料を紹介いたします。症例報告関係と倫理指針関係に分けてまとめていますので参考にしていただければ幸いです。

公益社団法人 日本精神神経学会
研究倫理委員会

「精神神経学雑誌」

◆症例報告

【巻頭言】

• 症例報告の意義について，そして架空症例について
  村井 俊哉
  精神経誌. 124 (8): 513-513, 2022

【編集だより】

• 編集後記
  久住 一郎
  精精神経誌. 123 (9): 624-624, 202

【特集】同意取得が困難な事例を対象とした症例報告や研究における問題点と課題

• 司法精神医学における症例報告
  村松 太郎
  精神経誌. 123 (6): 326-332, 2021
•  児童虐待刑事事件の生物・心理・社会要因に関する質問紙調査―妥当性，安全性および倫理的配慮―
  黒田 公美, 白石 優子
  精神経誌. 123 (6): 333-341, 2021
• 「遺伝負因」の終焉から当事者・家族と進めるゲノム医療へ―ゲノム解析・遺伝カウンセリングに携わる臨床遺伝専門医の立場から―
  石塚 佳奈子
  精神経誌. 123 (6): 342-348, 2021
• 同意取得困難事例を対象とする症例報告や研究における問題点と課題―法律家の視点―
  木ノ元 直樹
  精神経誌. 123 (6): 349-353, 2021
• 当事者にとって症例報告の意味とは何か―同意取得が困難な事例を含めて，当事者・家族の立場からの検討―
  夏苅 郁子
  精神経誌. 123 (6): 354-360, 2021

【編集だより】

• 編集後記
  久住 一郎
  精神経誌. 121 (12): 978-978, 2019

【特集】精神医学研究の倫理―症例報告から大規模データ研究まで―

• 症例報告における倫理的配慮―本人同意をめぐる議論と課題―
  久住 一郎, 栗原 千絵子
  精神経誌. 121 (11): 843-849, 2019
• レジストリ研究の倫理　
  中込 和幸
  精神経誌. 121 (11): 850-857, 2019
• 当事者・家族からみた精神医学研究の倫理―症例報告における本人同意を中心に―
  夏苅 郁子
  精神経誌. 121 (11): 858-864, 2019

【討論】

• 症例報告への患者同意必須化は臨床・研究を貧困化する
  小林 聡幸
  精神経誌. 120 (9): 752-756, 2018

【討論】

• 症例報告における本人同意原則化の必要性―投稿規定改訂（2018年4月）に添えて―
  大森 哲郎
  精神経誌. 120 (9): 757-758, 2018

【編集だより】

• 編集後記
  久住 一郎
  精神経誌. 118 (6): 469-469, 2016

 

◆倫理指針

 

【特集】倫理指針改正による多施設研究と試料・情報利用研究へのインパクト

• 人を対象とする生命科学および医学系研究に関する倫理指針のもとでの精神医学研究の課題とその対応
  飯島 祥彦
  精神経誌. 124 (7): 457-462, 2022
  （全文は会員限定公開）
• 国立精神・神経医療研究センターにおける「生命科学・医学系指針」への対応―精神疾患レジストリの事例を中心に―　
  小居 秀紀
  精神経誌.  124 (7): 463-471, 2022
  （全文は会員限定公開）
• 精神科領域における多施設共同研究の実際と研究倫理
  橋本 亮太
  精神経誌.  124 (7): 472-478, 2022
  （全文は会員限定公開）
• 「医学研究」について，当事者・家族が感じている不安と期待―『人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針』施行に関して―
  夏苅 郁子
  精神経誌.  124 (7): 479-486, 2022
  （全文は会員限定公開）
• 倫理指針改正に際し，研究倫理の基本と人材育成を再考する
  尾崎 紀夫
  精神経誌. 124 (7): 487-495, 2022
  （全文は会員限定公開）

【特集】精神医学研究の倫理―症例報告から大規模データ研究まで―

• レジストリ研究の倫理
  中込 和幸
  精神経誌.  121 (11): 850-857, 2019

【Current Topics】

• 研究倫理：人を対象とした医学系研究の倫理指針（厚労省・文科省）改訂：精神医学研究を実施するにあたって
  飯島 祥彦
  精神経誌.   118 (5): 358-361, 2016
  (会員限定公開）