市民公開講座（2020年）

第116回日本精神神経学会学術総会　特別企画
「9.11 同時多発テロ事件、3.11 東日本大震災、被災者同士の歩み」

米国日本人医師会（JMSA）とNYマウントサイナイ医科大学国際医療部が、国際ロータリーの支援をもって東日本大震災以来毎年、NY 9.11と東日本 3.11の被災者同士の交流を通じた、ユニークな国際支援活動を続けています。米国の医師団が世界貿易センターテロの被災者達で結成された9.11家族会（September 11thFamilies’ Association）を連れて東日本大震災の被災地各地で、中高生からご年配の方々まで、現地の災害精神科のチームと共に様々な形で被災者同士の絆をつくる活動を紹介します。
 

 

プログラム

◆講演1：New York 9.11と東日本 3.11の被災者同士の交流の始まり
柳澤 ロバート 貴裕（マウントサイナイ医科大学）

◆講演2：New York 9.11と東日本 3.11、お互いに学び会えること
Meriam Lobel（9/11 Tribute Museum元館長）

◆講演3：9.11 家族会と東北の歩み
Jeanette Gutierrez（世界貿易センター生存者）
Ann Van Hine（元ダンス学校教師、ニューヨーク市消防局員の遺族）
Anthony Palmeri（ニューヨーク市公衆衛生局、消防士）

◆オープンディスカッション
Craig L. Katz（マウントサイナイ医科大学）
Joyce Grossbard（臨床心理士RI7490地区）

◆司会
星野 修三(一般財団法人竹田健康財団 竹田綜合病院 副院長）