精神科に興味のある医学生、初期研修医の皆様を対象に実施した「2024年度 日本精神神経学会 サマースクール」は、仙台にて56名の方にご参加いただき、盛会のうちに終了いたしました。
以下に、当日の模様を掲載しますので、ご参加いただけなかった方や、本イベントにご興味のある方など、是非ご覧ください。
2024年8月23日(金)~24日(土)
江陽グランドホテル
(〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町2丁目3-1)
1日目は学会理事長による講演と、施設見学、懇親会が行われました。
・13:05~14:05
学会理事長講演『見えないものを見る:精神医学の魅力』
三村 將先生(慶応義塾大学)
・15:00~17:00 施設見学
施設見学では大学病院(臨床)・ 大学病院(研究)・精神科病院・ 精神科病院 ・ 総合病院 ・ 行政など、精神医療を支える9つの施設様に協力をいただき、グループに分かれて施設見学をさせていただきました。見学後は、自身の見学した施設での体験や、印象的だったことについて発表し合いました。
・19:00~20:30 参加者交流会・懇親会
懇親会は中尾智博先生のご挨拶と乾杯の音頭で始まりました。参加者・講演者・ファシリテーター・見学先施設の先生方、合わせて90名の方にお集まり頂きご歓談いただきました。
全国から集まった参加者と先生方の交流でどのテーブルも会話が弾んでいる様子でした。
主催校(東北大学)の先生方にご講演頂きました。
緊急時における現場での精神科医の役割や、臨床と研究についてのご講演、周産期のメンタルヘルスなど、多岐にわたるお話をお伺いすることができました。
・9:00~10:00 ご講演①
『緊急時と平時に地域で求められるメンタルヘルスニーズと精神科医の役割
~東日本大震災から12年、能登半島地震から8ヶ月を経て~』
富田 博秋先生(東北大学)
・10:10~11:10 ご講演②
『統合失調症の患者さんの身体で何がおこっているのか』
小松 浩先生 (東北大学)
・11:20~12:20 ワークショップ
『親子の育ちを支える周産期メンタルヘルスの魅力』
菊地 紗耶先生 (東北大学)
JYPOによるワークショップは趣向を凝らした開幕から参加者の皆様も引き込まれていました。グループごとのワークショップでは和気あいあいとした雰囲気のなか、真剣にワークに取り組まれていました。
・13:30~15:30
NPO法人 日本若手精神科医の会(JYPO)によるワークショップ
『全国の仲間と語り合おう~精神科医としての人生~ 』
・15:30~15:45
修了証書の授与・閉会の挨拶
日本精神神経学会 サマースクール実行委員会事務局
summer@jspn.or.jp