精神科に興味のある医学生(5,6年生)、初期研修医の皆様を対象に実施した「2014年度 日本精神神経学会 サマースクール」ですが、大阪会場は約20名、東京会場は約40名の方にご参加いただき、盛会のうちに終了いたしました。
以下に、当日の模様を掲載しますので、ご参加いただけなかった方や、本イベントにご興味のある方など、是非ご覧ください。
開催日時
大阪会場:2014年8月8日(金)、9日(土)
東京会場:2014年8月15日(金)、16日(土)
会場
大阪会場:メルパルク大阪 5階会場「カナーレ」
東京会場:グランドヒル市ヶ谷 2階会場「白樺西」
プログラム
【Day 1】
10:00-11:30 挨拶・講義
精神医学に関して、様々な視点から、参加者に向けてお話いただきました。
- 開会の挨拶・学会の概要について(日本精神神経学会 理事長 武田 雅俊 先生)
- 日本の精神医学・医療の現況ついて
(大阪会場:厚生労働省 精神・障害保健課 野上 毅 様)
(東京会場:厚生労働省 精神・障害保健課 佐野 亘 様)
11:30-12:00 見学施設別交流会
同じ施設見学先の参加者同士で自己紹介などを行いました。
14:00-17:00 施設見学
少人数のグループにわかれて、都内の大学病院・単科精神科病院・国立研究所・診療所に、見学に行きました。
18:00-19:00 グループディスカッション
異なる施設を見学した方々で構成するグループにわかれて、施設の特徴や感想などをテーマに、ディスカッションを実施しました。
19:00-21:00 懇親会
- 精神科七者懇談会 各団体の代表者よりご挨拶
- 参加者インタビュー
【Day 2】
9:00-12:00 講義
<大阪会場>
- 「精神医学へのいざない」
(京都大学大学院医学研究科精神医学教室 村井 俊哉 先生)
- 「精神療法について」
(心理社会的精神医学研究所 西園 昌久 先生)
<東京会場>
- 「脳・生活・人生のトライアングルモデルにもとづく価値精神医学」
(東京大学医学部附属病院精神神経科 笠井 清登 先生)
- 「日本の現実を顧慮した【薬物療法を補完する小精神療法】」
(桜クリニック名誉委員長 笠原 嘉 先生)
- 「東日本大震災とこころのケア活動 “新たな精神保健活動を目指して”」
(原クリニック 院長 原 敬造 先生)
12:00-12:30 閉校式(修了証書授与)
2会場、2日間に渡って開催した「2014年度 日本精神神経学会 サマースクール」もこの閉校式をもって、幕を閉じました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
参加者の声
- 様々な分野でご活躍されている先生方の貴重なお話が聞けてよかった。
- 同じ志を持った同世代の方々と交流が出来て、とても楽しかった。
- 講義は途中で休憩が欲しかった。
- 施設見学は希望したところに行きたかった。移動時間に余裕がなかった。
- とても有意義な2日間だった。来年も是非参加したい。
本件に関するお問い合わせ
日本精神神経学会 サマースクール実行委員会事務局
summer@jspn.or.jp