静岡県 沼津中央病院連携施設 精神科専門研修プログラム |
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基幹施設 | 公益財団法人復康会 沼津中央病院 |
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連携施設 | NTT東日本伊豆病院、公益財団法人復康会 鷹岡病院、順天堂大学医学部附属静岡病院、聖明病院、公益財団法人復康会 大手町クリニック |
プログラムの特徴 | 本プログラムは、地域社会に根ざした臨床実践的な内容を主軸としながら、精神保健福祉分野にも精通できるよう、豊富な診療機会を有し、さらに学術や教育面にも配慮した包括的な体制が特色である。我が国の精神科病床のほとんどが民間精神科病院であるという現実に即し、基幹施設も連携施設も全て民間の医療機関で構成されたプログラムである。 基幹病院である沼津中央病院は間もなく創立100年を迎える長い歴史を有し、大正時代から今日に至るまで地域の中核的な病院として精神科医療に取り組んできた。平成10年からは県の精神科救急医療システムにおける静岡県東部の常時対応型施設に指定され、60床の精神科救急・急性期入院料を有し、プレホスピタル領域から急性期、そして地域生活支援までの一貫した完結型の医療サービスを多職種チームによって提供している。 統合失調症や気分障害、認知症などの代表的疾患のみならず、救急応需の使命によって多種多様の精神疾患に対応しており、精神科領域におけるあらゆる治療プログラムを包括的に整え、症例を通じてそれらを有効かつ統合的に活用する臨床経験を体得できる。長年にわたり培われてきた診療実績を根拠に、精神科医療専門職としての基本的な態度、倫理観、患者理解と配慮を理解し、疾患に対する学問的姿勢を身に着けることができる。救急・急性期から維持期、児童から老年期、任意入院から措置入院、そして地域精神医療までを同一施設内で包括的に実践できることによる臨床家としてのアドバンテージは計り知れず、特に地域生活を主題に長年取り組んだ臨床実践の積み重ねから得られる組織的対応の醍醐味は最大の特徴であり、今後我が国に求められる地域中心・利用者中心のケアを実現するにあたり、時流に沿った先進的な取り組みを経験できる好機となる。 連携施設としては、大手町クリニック(基幹病院外来部門)、NTT東日本伊豆病院(総合病院、認知症疾患医療センターを併設)、鷹岡病院(基幹病院と同一法人、精神科救急、認知症疾患医療センターを併設)、聖明病院(薬物及びアルコール関連精神障害に関する専門病院)、順天堂大学医学部附属静岡病院(総合病院、第三次救急病院)など、静岡県東部の主要医療機関を連携施設としており、専攻医はこれらの施設をローテートしながら精神科リエゾン、認知症対策、依存症治療等の領域でも研鑽を積み、臨床精神科医としての実力を向上させつつ完成度を高め、専門医を獲得することが可能である。 |
基幹施設URL | <公益財団法人復康会 沼津中央病院> http://www.numazuchuo.jp |
専攻医募集ページ | https://numazuchuo.jp/recruit/recruit497.html |
専門研修 プログラム冊子 |
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詳しい 専門研修概要 |
https://www.numazuchuo.jp/pdf/recruit/senkoui-program.pdf |
研修ローテーションパターン | |
週間・年間 スケジュール |