公示情報

京都府
京都府立洛南病院精神科専門研修プログラム
基幹施設 京都府立洛南病院
連携施設 杉田玄白記念公立小浜病院、滋賀県立精神医療センター、医療法人稲門会 いわくら病院、京都大学医学部附属病院、京都市児童福祉センター診療所、地方独立行政法人京都市立病院機構 京都市立病院、大阪赤十字病院、公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院、医療法人社団東峰会 関西青少年サナトリューム、公立豊岡病院組合立豊岡病院
プログラムの特徴 京都府立洛南病院は、昭和20年6月1日に京都府立精神病院の名称で開院され、昭和25年に現在の名称に変更された。京都府内の唯一の公立精神科病院として、府民の精神科医療において、中核的な役割を果たしてきた歴史があり、平成27年に開院70周年を迎え、平成27年9月5日に記念シンポジウムが開催された。洛南病院は平成14年に京都府精神科救急システムが発足して以来、南部圏域の精神科救急医療の基幹病院として、精神科救急医療に常時対応してきている。このため、年間800人前後の入院があり、入院患者の精神疾患や入院形態(緊急措置入院、措置入院、応急入院、医療保護入院)は多彩で、様々な病態の救急・急性期治療を短期間で数多く経験することができる。また、平成23年から京都府より認知症疾患医療センターに指定され、認知症急性期治療、若年性認知症治療に取り組むとともに、地元宇治市と連携し、初期集中支援チームや認知症カフェを共催し、短期入院による在宅医療の推進を行っている。さらに、平成27年度からは、危険ドラッグをはじめ社会問題化している薬物依存症治療についても離脱期の治療に加えて、依存症からの回復プログラムを導入し、回復支援に取り組んでいる。さらに、平成25年度から、薬物治療抵抗性うつ病に対する反復性経頭蓋磁気刺激法(rTMS)による臨床研究や、うつ症状の鑑別診断補助としての光トポグラフイー検査にも取り組んでおり、先進機器を利用した高度な医療が経験できる。また、リハビリテーションセンターを中心に、統合失調症を中心とした認知機能リハビリテーションにも積極的に取り組んでおり、NEAR(認知機能矯正療法)、SCIT(社会認知・対人関係トレーニング)、MCT(メタ認知トレーニング)などを実践している。加えて、医療観察法鑑定入院を中心に裁判所からの鑑定入院依頼も受け入れている。希望に応じて、鑑定助手として精神鑑定に直接関与し、鑑定書作成の指導を受けることができる。当プログラムは大阪赤十字病院、北野病院、京都市立病院など総合病院精神科でのリエゾンコンサルテーションや緩和医療、公立豊岡病院、公立小浜病院での明確なキャッチメントエリアを持つ地域密着型の地域精神科医療、また、いわくら病院でのアルコール専門医療、関西青少年サナトリュームでの訪問診療、京都市児童福祉センター診療所での児童思春期医療、京都大学医学部附属病院での高度専門医療を中心とした臨床研究等を学ぶことができるなど、幅広い分野の連携施設を有しており、専攻医の興味や志向性に応じて多様な選択肢を用意している。専攻医はこれらの施設をローテートしながら研鑽を積み、精神科臨床医としての実力を向上させつつ、幅広い知識を習得し、専門医を獲得することが可能である。3年間のプログラムでは、幅広い知識と経験を備えた精神科医を育成するため、基幹病院、大学病院を含む総合病院精神科、精神科単科病院での研修を基本コースとしている。一方、専攻医の興味や志向性にも配慮し、児童思春期の専門医療や薬物依存症専門医療など、多様な選択肢を用意している。
基幹施設URL <京都府立洛南病院>
http://www.rakunan-hosp.jp/
専攻医募集ページ https://www.rakunan-hosp.jp/
専門研修
プログラム冊子
研修プログラムの詳細は下記から確認いただけます。
専門研修プログラム冊子
詳しい
専門研修概要
https://www.rakunan-hosp.jp/recruit/
研修ローテーションパターン
研修ローテーションパターンは下記から確認いただけます。
研修ローテーションパターン
週間・年間
スケジュール
週間・年間スケジュールは下記から確認いただけます。
週間・年間スケジュール