公示情報

奈良県
奈良県立医科大学精神科連携施設専門研修プログラム
基幹施設 奈良県立医科大学精神医療センター
連携施設 一般財団法人信貴山病院分院 上野病院、三重県立こころの医療センター、伊勢赤十字病院、医療法人爽神堂 七山病院、公益財団法人浅香山病院、東大阪市立障害児者支援センター内診療所、地方独立行政法人 市立東大阪医療センター、医療法人達磨会 東加古川病院、公益財団法人復光会 垂水病院、医療法人南風会 万葉クリニック、社会医療法人平和会 吉田病院、財団法人信貴山病院 ハートランドしぎさん、天理よろづ相談所病院 白川分院、独立行政法人国立病院機構 やまと精神医療センター、医療法人鴻池会 秋津鴻池病院、奈良県総合医療センター、医療法人中川会 飛鳥病院、地方独立行政法人 奈良県立病院機構 奈良県総合リハビリテーションセンター、福岡大学病院
プログラムの特徴 基幹病院となる奈良県立医科大学の精神科は高度専門医療を行う大学病院としてだけでなく県立精神科病院として地域医療の機能も担っている。児童から老年期までの専門的な精神医療の提供はもちろんのこと、緊急措置入院や応急入院などの精神科救急(特に3次救急)そして合併症例にも対応している。大学病院精神科としては屈指の90床のベッドを有し、閉鎖病棟、隔離室、PICU、合併症病棟を十分に備えている。専攻医は外来や入院患者の主治医となり、指導医の指導を受けながら、看護、心理、作業療法の各領域と多職種連携を組みながら、各種精神疾患に対して必要な検査を行い、クロザピンを含めた薬物療法、精神療法、修正型電気療法、リハビリテーションなどの治療を柔軟に組み合わせ最善の治療を行っていく。また、総合病院精神科として必須であるリエゾン・コンサルテーションにも力を入れていることから、研修の過程でほとんどの精神疾患、治療についての基礎的な知識を身につけることが可能である。奈良県下ほぼ全域の地域精神医療を担う精神科医療機関を連携施設として有しているうえに、近畿圏内で専門的な精神科治療を行っている連携施設も有するため、専攻医はこれらの施設をローテーとしながら研鑽を積み、臨床精神科医に必要とされる技能・知識をバランスよく獲得し、専門医を獲得することができる。たとえば、児童精神医学は奈良県リハビリセンターや東大阪市療育センターと、アルコール薬物依存症は三重県こころの医療センターや垂水病院と、司法精神医学は国立病院機構やまと精神医療センターといった施設で学ぶことができる。精神疾患は未だに多くの謎に包まれており、病理病態の解明や治療法の開発が急務である。「ベンチからベッドサイドまで」という奈良県立医科大学精神科の基本的な研究理念のもと、疾患を問わず基礎研究から臨床研究まで、アプローチも多岐に渡り研究活動を行っている。なお、海外留学も積極的に推奨しており、今までも数多くの医師が、強力なバックアップの元で海外留学を経験し、一定の成果を上げてきている。海外留学を終えたこれら上級医による指導の元で、現在もいくつかの国内共同研究、国際共同研究を抱えながら、多くの大学院生が精力的に研究活動を行っており、多様な角度から精神医療の可能性の拡大に努めている。こういったことから、当プログラムにおいては、限られた研修期間のなかで数多くの症例に当たり、臨床医としての技術を高めることができ、また臨床能力・研究能力に富む数多くの指導医をロールモデルとして自身の精神科医としての将来像を描くことができる。さらには、最先端の脳科学研究から実践的な臨床研究に触れることで、身近な臨床の先にある精神科医療の未来を見据える大局観をもった専門医となることができる。
基幹施設URL <奈良県立医科大学精神医療センター>
http://www.naramed-u.ac.jp/hospital/
専攻医募集ページ https://www.naramed-u.ac.jp/~psy/specialist_training.html
専門研修
プログラム冊子
研修プログラムの詳細は下記から確認いただけます。
専門研修プログラム冊子
詳しい
専門研修概要
https://www.naramed-u.ac.jp/~psy/specialist_training.html
研修ローテーションパターン
研修ローテーションパターンは下記から確認いただけます。
研修ローテーションパターン
週間・年間
スケジュール
週間・年間スケジュールは下記から確認いただけます。
週間・年間スケジュール