公示情報

沖縄県
ゆい精神科専門研修プログラム
基幹施設 医療法人へいあん 平安病院
連携施設 医療法人社団輔仁会 嬉野が丘サマリヤ人病院、医療法人晴明会 糸満晴明病院、沖縄県立総合精神保健福祉センター、地方独立行政法人那覇市立病院、医療法人卯の会 新垣病院、医療法人社団輔仁会 田崎病院、医療法人タピック 宮里病院
プログラムの特徴 本施設群は9つの施設群(基幹施設含む)から成っている。1年目は基幹施設で、2・3年目は連携施設をローテートして研修する。専攻医は年5名を予定している。基幹施設は浦添市にある平安病院であり、主要な精神疾患の患者を受け持ち、面接法、診断と治療計画、精神療法、薬物療法の基本を学ぶ。さらに、思春期症例、身体合併症、コンサルテーション・リエゾン、難治性精神疾患治療(m-ECT)等、臨床を幅広く経験する。また、研究・学会発表についても指導を受ける。以下、糸満晴明病院、田崎病院、嬉野が丘サマリア人病院、宮里病院、那覇市立病院、沖縄県立総合精神保健福祉センター、新垣病院、沖縄リハビリテーションセンター病院は連携施設である。連携施設の専門治療についてのみ述べる。糸満晴明病院は依存症治療には力を入れており、県内では唯一「アルコール依存症治療専門病棟」を備え、入院による依存症リハビリテーションプログラムを行っている。また児童思春期の症例や発達障害の治療および相談も多い。田崎病院は各種専門外来を充実させているが、特にうつ病専門外来ではうつ病デイ・ケアを整備中で、うつ病の認知行動療法の研修プログラムを準備している。また、てんかん専門外来では地域医療機関と連携しており、コンサルテーション診療を通じててんかんの包括医療を習得できる。嬉野が丘サマリア人病院は沖縄県南部地区をカバーする認知症の診断と治療の中核病院となっている。認知症病棟や合併症病棟など機能別の入院治療による各種認知症や合併症治療を研修できる。宮里病院は北部医療圏の中核を担う精神科病院である。都市部と比べ医療資源の少ない環境にある患者さまの家庭復帰や社会復帰等、家族や地域のニーズに対応した医療とケアについて学ぶことができるほか、内科医、リハビリテーション医が配置された回復期リハビリテーション病棟・介護療養病棟にて、精神疾患を有した患者の身体疾患治療やリハビリテーション医療に伴うリエゾン・コンサルテーション精神医学についても多くの症例を経験できる。那覇市立病院は那覇都市圏の中心地における地域医療の中核を担っている。総合病院の特徴として、他の診療科と連携したリエゾン・コンサルテーション精神医学を専門的に学ぶことができる。他科の専門医、指導医を中心とした充実した教育スタッフを擁しており、他科医師との交流を通して広範囲な学際的態度を身に着けることができる。また、緩和ケアチームでの活動も併せて経験することで、腫瘍精神医学についても学ぶことができる。沖縄県立総合精神保健福祉センターは、行政機関でありながら診療所でもあるところが最大の特徴となっている。行政機関として自殺対策、依存症対策、引きこもり対策、災害時精神科医療体制整備などの事業、退院請求、処遇改善請求、自立支援医療・精神障害者保健福祉手帳認定などの法定事業を実施している。精神鑑定も行っており、研修では幅広い精神保健福祉・精神科医療の知識を身につけることができる。新垣病院は沖縄本島の中部地区に位置する民間単科精神科病院である。統合失調症を地域で支える治療モデルは長年の実績があり、精神科救急・急性期治療から、慢性期患者の地域移行・地域生活援助・就労支援まで、多職種チームによる一連の治療プログラムを学べる。認知症治療については、日本老年精神医学会専門医が在籍している重度認知症治療病棟において診断および治療計画等を学ぶことができる。
基幹施設URL <医療法人へいあん 平安病院>
http://www.heian-hp.or.jp
専攻医募集ページ
専門研修
プログラム冊子
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専門研修プログラム冊子
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専門研修概要
https://www.heian-hp.or.jp/yui/
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週間・年間
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