公示情報

福岡県
聖ルチア病院 精神科専門研修プログラム
基幹施設 社会医療法人聖ルチア会 聖ルチア病院
連携施設 医療法人養和会 養和病院、久留米大学病院、佐賀大学医学部附属病院、医療法人恵心会 永田病院
プログラムの特徴 本プログラムは、久留米市中心部にある「聖ルチア病院」を基幹病院とした5つの施設群から成る。聖ルチア病院は、昭和27年に開設された地域に根付いた伝統のある単科精神科病院であり、民間精神科病院である当院は、「患者様一人一人のために、信頼される、最良の、心温まる医療サービスを提供し、地域の健康と幸福の増進に貢献します」という理念の元、全職員一丸となり、長く地域精神科医療に取り組んできた。更に、時代によって変わる患者様のニーズにいち早く応えることが出来るよう、民間病院であっても医師一人一人が生涯に渡る相互研鑽を行っており、新専門医制度が始まる前から、精神保健指定医、精神科専門医の育成にも力を注いできた。専攻医は急性期から慢性期、児童から老年期、任意入院から措置入院まで多岐に渡るケースを3年間のプログラムの中で十分経験できる。経験症例も認知症、統合失調症、気分障害、器質性精神障害、神経症性障害、摂食障害、パーソナリティ障害、物質依存、発達障害を含む児童思春期疾患、てんかんなど多岐にわたる。抵抗性統合失調症に対しクロザピン導入も積極的に進め、退院が不可能であった患者様も自宅へ退院を推進することが出来ている。依存症治療はチームで取り組んでおり、アルコール依存症、薬物依存症だけでなく、地域のニーズに応えギャンブル依存、ゲーム依存などにも取り組んでいる。専攻医も依存症の心理教育・行動療法について経験を積むことが可能である。児童思春期病棟は発達障害や思春期精神疾患を抱える児童の心理行動障害への集中的な治療を経験できる。令和4年4月から「こどもこころの専門医認定施設」に指定されサブスペシャリティとして選択することも可能である。認知症治療病棟もあり、日本精神神経学会、日本精神科病院協会の認知症臨床専門医の資格を持った医師が多数在籍し、BPSDに対してもリスクマネージメントを念頭に置いたチーム医療を展開している。重度認知症デイサービスも併設し、久留米市認知症初期対応チームも受託しており、認知症患者の全般的な地域生活支援活動を経験することができる。うつ病に対する薬物療法以外の取り組みとして、認知行動療法やマインドフルネス療法に加え、令和2年10月より保険診療による反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS療法)を開始して、令和5年4月で症例数も50を超え、現在は国立精神・神経医療研究センター病院(NCNP)と共同で「反復系頭蓋磁気刺激療法による治療抵抗性うつ病の維持療法」の研究に参加し、先進医療として維持rTMS療法を行っている。専攻医も興味があれば、当研究に関わることが可能である。このように多岐に渡る専門医療や多職種でのチーム医療を経験する事で、精神科専門医・精神保健指定医の資格取得だけでなく、暖かく見守ってくれる指導医の元、様々な観点から考える習性を身に着け、倫理感のある社会人としての成熟を目指すのが当プログラムの特徴である
基幹施設URL <社会医療法人聖ルチア会 聖ルチア病院>
http://www.st-lucia.or.jp
専攻医募集ページ https://st-lucia.or.jp/training-program
専門研修
プログラム冊子
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研修ローテーションパターン
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