公示情報

福岡県
産業医科大学精神科領域専門研修プログラム
基幹施設 産業医科大学病院
連携施設 国立大学法人 山形大学医学部附属病院、地方独立行政法人静岡県立病院機構 静岡県立こころの医療センター、独立行政法人国立病院機構 東尾張病院、名古屋大学医学部附属病院、医療法人小倉蒲生病院、医療法人社団祥和会 大川病院、医療法人社団翠会 八幡厚生病院、医療法人社団松和会 門司松ヶ江病院、医療法人日明会 日明病院、医療法人豊司会 新門司病院、独立行政法人労働者健康安全機構 九州労災病院、医療法人成晴会 堤病院、医療法人義翔会 小嶺江藤病院、医療法人住田病院、医療法人清陵会 南ヶ丘病院、見立病院、大分大学医学部附属病院、宮崎県立宮崎病院精神医療センター、大分県立病院
プログラムの特徴 本施設群は20の施設から成っている。2年間は研修基幹病院で、1年間は研修連携施設をローテートして研修する。専攻医は年10名を予定している。研修基幹施設は産業医科大学病院で、地域の中核病院であることはもちろん、勤労者の健康管理、職業性疾病、作業関連疾患などの産業医学関連の研究と診療を行い、地域医療に加え、産業医学分野へ貢献してきた。産業医科大学病院神経・精神科ではメンタルヘルス対策の取り組みや職域における精神疾患に対する研究と診療、薬理学的な臨床研究を積極的に行っている。神経・精神科病棟は40床(うち保護室2床、個室5床)を有する閉鎖病棟で、統合失調症(F2)、気分障害(F3)、神経症性障害(F4)をはじめとし、思春期症例、認知症やリエゾン・コンサルテーション精神医学症例を要する身体合併症症例まであらゆるケースに対応している。専攻医は入院患者の主治医となり、指導医や上級医の指導を受けながら、幅広い症例を経験することができる。入院症例は全例、毎週の病棟症例カンファレンスにかけられ、教授や上級医による回診を受ける。これらの機会を通して、最新の知見も踏まえながら診断や精神療法から薬物療法、電気痙攣療法などの治療についてのディスカッションと指導が行われ、精神疾患全般の基礎的な知識を身につけることができる。さらに、専攻医が希望する場合には産業医学講座の受講や過量服薬や自殺企図の初期対応を学ぶことができる救急科での研修、緩和ケア医療における精神科医の役割を実践的に学ぶことができる緩和ケアセンターでの研修を選択することも可能である。科学的視点を養成し学会発表や論文作成に関しても積極的に指導を行う。研修連携病院は19施設を有しており、専攻医個々のニーズに合わせた選択が可能である。九州労災病院、大分大学医学部附属病院、大分県立病院、宮崎県立宮崎病院、山形大学医学部附属病院、名古屋大学医学部附属病院は総合病院精神科であり身体合併症症例やリエゾン症例のマネジメント、身体科医師や看護師、ソーシャルワーカーとのチーム連携を十分に学ぶことができる。小倉蒲生病院、見立病院は非常に多くの認知症症例を有し、認知症疾患医療センターを有している施設もあり、高齢化に伴い増加している認知症領域の臨床経験を積むことが可能である。大川病院、小嶺江藤病院、住田病院、堤病院、日明病院、南ヶ丘病院、門司松ヶ江病院、新門司病院、静岡県立こころの医療センター、東尾張病院は単科の精神科病院で、行動制限症例や非自発入院例の経験や幅広い症例を数多く経験することで、身についた知識を実践し精神科臨床力を経験的に向上させることができる。八幡厚生病院は急性期の集中的な治療を必要とする精神疾患の患者を対象とした全国でも数少ない高規格の病棟であるスーパー救急病棟を有しており、精神科救急医療を十分に経験することができる。また、山形大学医学部附属病院、名古屋大学医学部附属病院は地域連携プログラムとし連携しており、2年間じっくりと研修することも可能である。このようなプログラムを通して、専攻医は日々進歩する脳科学の知識と豊かな人間性を有する精神科医としての基礎を育む研修を目指す。
基幹施設URL <産業医科大学病院>
http://www.uoeh-u.ac.jp/hospital.html
専攻医募集ページ
専門研修
プログラム冊子
研修プログラムの詳細は下記から確認いただけます。
専門研修プログラム冊子
詳しい
専門研修概要
研修ローテーションパターン
研修ローテーションパターンは下記から確認いただけます。
研修ローテーションパターン
週間・年間
スケジュール
週間・年間スケジュールは下記から確認いただけます。
週間・年間スケジュール