公示情報

岩手県
未来の風せいわ病院専門研修プログラム
基幹施設 社会医療法人智徳会 未来の風せいわ病院
連携施設 岩手医科大学附属病院、岩手県立南光病院
プログラムの特徴 岩手県盛岡市にある精神科の拠点病院である「未来の風せいわ病院」を基幹病院とした研修プログラムである。基幹病院の他、岩手医科大学附属病院と岩手県立南光病院からなる3つの施設群から構成されている。1年6ヶ月もしくは2年間を研修基幹施設で、残りの6ヶ月もしくは1年間を研修連携施設で研修する。当院は、昭和48年の開設以来50年にわたり地域の精神科医療に貢献してきた。許可病床267床で、救急急性期病棟(48床)と急性期治療病棟(49床)を中心に地域の精神科救急医療に積極的に取り組んでおり、精神保健指定医取得に必要な症例を1年で経験できる。一番の特色である児童・思春期領域では、児童相談所や入所施設、教育機関等とも密な連携を取り、神経発達症、虐待等のトラウマ関連疾患、行動障害を伴う症例など幅広く受け入れている。入院中は東北で最多規模の精神保健福祉士、臨床心理士、作業療法士、小中の教員経験者等の専門職と共に活発な多職種カンファレンスを週1回行っている。退院後も継続した支援を行っており、児童思春期における多職種チームによる心理社会的支援を経験できる。岩手県では唯一のギャンブル等依存症に関する依存症専門機関として、ギャンブル障害治療プログラムを運営している他、ゲーム障害やアルコール依存に対する診療も行っており、依存症に対する外来・入院での個別ならびに集団療法を経験できる。難治性精神疾患治療(m-ECT、クロザピン)を行い、措置入院や医療観察法の鑑定入院、通院処遇にも対応している。認知症の診断・治療の経験もできる。併設の介護老人保健施設の他、地域の介護施設や医療機関とも密な連携を取っており、高齢者の医療介護連携も習得できる。研修連携施設である岩手医科大学附属病院では、68床の閉鎖病棟(うち、児童思春期閉鎖病棟18床)での研修を通して身体合併症症例や児童思春期症例への対応の他、トラウマケアや災害医療を経験することができる。岩手県立南光病院では、岩手県南地区の地域精神科医療を担う公立の単科病院の役割について、児童思春期から老年期まで、精神科救急から超慢性期までと幅広い症例をじっくり経験することができる。本プログラムを通して、専門医取得のみならず国家資格である精神保健指定医の症例についても、充分に症例の獲得は可能であり、3年後の研修終了後に専門医の資格取得と同時に精神保健指定医の資格取得を目指すことができる。精神科専門医としての総合的な臨床的能力を養い、成長することを目指したプログラムである。専攻医は年3名を予定している。
基幹施設URL <社会医療法人智徳会 未来の風せいわ病院>
https://mirai-seiwa.com/
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