公示情報

北海道
医療法人重仁会大谷地病院 精神科専門研修プログラム
基幹施設 医療法人重仁会 大谷地病院
連携施設 医療法人社団千寿会 三愛病院、医療法人北仁会 旭山病院、医療法人社団光生会 平川病院、医療法人社団成仁病院
プログラムの特徴 本施設群は6つの施設で構成される。民間精神科病院が基幹施設となり、初期から地域の実践的なニーズに目を向けた精神科医療を経験するプログラムである。基幹施設の大谷地病院は、札幌市の精神科救急医療システムの柱を担っている地域の中核的精神科病院で、措置症例や緊急措置症例、困難事例も積極的に受け入れている。病床数は315床で、患者層は青年期から老年期までと幅広く、経験可能な症例は統合失調症、気分障害、ストレス関連障害、児童・思春期精神障害、物質依存、認知症、発達障害など多岐に渡る。急性期後の精神科リハビリテーション、退院支援や社会復帰支援を多職種と連携しながら進める際に、就労継続支援事業所・訪問看護・グループホームを法人内でも管理運営していることのメリットは大きい。認知症治療においても1993年に併設した老人保健施設に続き、近年はサービス付き高齢者向け住宅、有料老人ホームや認知症グループホームを法人内で順次開設し、退院後の地域移行を見据えたシームレスなサービスの提供と質の担保、密な連携による迅速な対応を行っている。各施設への往診業務も経験できる。認知症治療病棟での身体拘束はほぼなくなっているが、2022年度からは、精神科救急症例介入時も含め身体拘束を最小化する取り組みを強化している。研修では身体拘束最小化に向けた症例ごとの病棟カンファレンスや行動制限最小化委員会への参加も行う。身体拘束に伴う血栓塞栓症リスクの管理など、基本的な身体管理が行えることも研修目標の一つである。同院は札幌市内の複数の総合病院から年間10数名の初期研修医を、さらに北海道大学医学生のコア科臨床参加型実習の受け入れを行い、その指導を多職種で行っている。若い人材の受け入れは、院内全体の活性化や、教育を通じての個々の指導医の自己研鑽及び医局全体での指導体制の見直しにも繋がっている。連携施設の旭山病院は、北海道及び札幌市のアルコール依存症、薬物依存症、ギャンブル等依存症の治療拠点機関として選定されている。三愛病院は北海道登別市にある精神科病院で、ここでは医療圏が広く、地域医療の重要性を実践的に理解できる。東京の足立区にある成仁病院は都内最多の精神科救急受け入れ数を誇る民間精神科病院で、mECTも積極的に施行している。八王子にある平川病院は積極的にクロザピン治療を導入しており、また認知症疾患医療センターとして東京都の指定を受けている。
基幹施設URL <医療法人重仁会 大谷地病院>
http://www.ohyachi-hp.or.jp/
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