宮城県 宮城県立精神医療センター専門研修プログラム |
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基幹施設 | 宮城県立精神医療センター |
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連携施設 | 独立行政法人国立病院機構 花巻病院、国見台病院、仙台市精神保健福祉総合センター、東北大学病院、宮城県精神保健福祉センター、医療法人東北会 東北会病院、仙台市立病院、東北医科薬科大学病院、独立行政法人国立病院機構 仙台医療センター |
プログラムの特徴 | 基幹施設である宮城県立精神医療センターは、60年以上の歴史を有する宮城県内唯一の公的精神科病院である。民間病院では対応困難とされた症例を県内中から積極的に引き受けてきた歴史がある。政策医療の領域、すなわち精神科救急医療、児童思春期精神科医療などの分野にも専門性の高い病棟及びユニットを設立し対応している。 連携施設は大学病院、公的総合病院、精神科拠点病院、行政機関などの9施設から構成される。 ・東北大学病院では、分子精神医学、神経精神薬理学、災害精神医学などの最先端の研究に触れ、精神科医として必要なリサーチマインドを涵養させることができる。 ・仙台医療センターは、35の診療科と698床を有する宮城県内有数の大規模総合病院であり、精神医学の基礎としての精神病理学の素養を重視し、薬物療法と精神療法の基本を学ぶことができる。 ・仙台市立病院は、三次救急にも対応した救命救急センターを設置した公的総合病院である。自殺企図を初めとした精神科的問題を有する患者が数多く受診し、精神科と当該診療科が密接に連携してリエゾンコンサルテーションや緩和ケアなど、精神科医の治療介入について学ぶことができる。 ・花巻病院は、医療観察法病棟を有し、精神鑑定も積極的に実施しており、主に司法精神医学を学ぶことができる。 ・国見台病院は、地域移行などの地域精神保健福祉活動を推進している。 ・東北会病院は、アルコール、薬物などの物質使用障害を初めとして、アディクション問題に広く専門的に対応している。 ・宮城県精神保健福祉センターは、地域精神保健医療福祉における精神科医に必要な知識や技術を学ぶことができる。 ・仙台市精神保健福祉総合センターは、こころの健康や精神障害者の保健福祉に関する相談など専門的知識に基づいた技術支援を学ぶことができる。 研修初年度は、基幹病院にてスーパー救急病棟での診療を中心に研修を行い、精神病圏、気分障害圏を始め、認知症、ストレス性疾患などの診療を経験する。2年度は連携施設においてリエゾン・コンサルテーション、緩和ケア、身体合併症を有する症例に対する診療を中心に研修する。3年度の上半期は東北大学病院又は基幹施設で研修を行う。東北大学病院で研修を行う場合は、診療を行うだけでなく最先端の研究に触れ、学術活動にも従事する。基幹病院で研修を行う場合は、専攻医の希望に添ってスーパー救急病棟だけでなく、児童思春期ユニットなどの高い専門性を有する病棟での診療を中心に研修を行うことができる。下半期は基本的に自由選択とし、専攻医自身が将来のサブスペシャリティーを見据えて研修先を選択することが可能である。 なお、3年間のローテーションスケジュール、研修施設の組み合わせについては、専攻医自身が臨むキャリアプランや能力に応じて、ローテーションモデルに記載したパターン以外の選択や組み合わせも可能である。 |
基幹施設URL | <宮城県立精神医療センター> http://www.miyagi-pho.jp/mpc/ |
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