岩手県 岩手県立南光病院連携施設 精神科専門研修プログラム |
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基幹施設 | 岩手県立南光病院 |
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連携施設 | 岩手医科大学附属病院、岩手県立一戸病院、独立行政法人国立病院機構 花巻病院、社会医療法人智徳会 未来の風せいわ病院、社団医療法人法成会 平和台病院 |
プログラムの特徴 | 本プログラムは基幹施設である岩手県立南光病院と県内の大学病院、県立病院、国立病院機構精神科病院、民間精神科病院の5連携施設によって構成される。研修を通じてどこでも通用する臨床医としての素養と実力を身に着けることができるが、将来東北地方(とりわけ岩手県)での活動を考える専攻医にとっては特に有益なプログラムである。多様な経験を通じ臨床能力を高め、かつ地域事情を理解し、地域医療、チーム医療にも習熟しうる。精神保健指定医の同時取得も可能である。 基幹施設である南光病院では小児から老人、精神科救急から超慢性期までと幅広い症例を経験できる。スーパー救急病棟を有しクロザピン療法、mECT、LAIに力をいれている。地域連携を重視し顔の見えるネットワークを形成している。総合病院の県立磐井病院が隣接しリエゾン・コンサルテーション精神医学や緩和医療の経験が積める。夜間休日も至急で諸検査が行え、磐井病院医師への診察依頼も可能で、精神科病院としては身体管理上大変恵まれた環境である。 連携施設である岩手医科大学附属病院では大学ならではのリサーチマインドの涵養がはかられる。長い歴史と伝統を持ち、被災地医療、自殺対策の取り組みは群を抜く。大学病院最大規模68床の閉鎖病棟を有し、精神科救急、クロザピン療法、年250回以上のmECTを行っている。18床の児童思春期閉鎖病棟を有し、児童思春期精神医学を深く学べる。こころのケアセンター、こどもケアセンターや沿岸地域での臨床経験によりトラウマケアや災害精神医学を深く学習できる。 岩手県立一戸病院精神科は認知症疾患医療センターを有し、令和3年に在宅医療科を設置、認知症ケアや在宅医療の強化に取り組んでいる。訪問看護など地域に密着した精神科医療も経験できる。 国立病院機構花巻病院では精神科救急、mECT、クロザピン療法、アルコールリハビリプログラム、訪問往診医療を行っている。医療観察法施行当初からの指定入院医療機関であり豊富な経験を有する。観察法入院医療や精神鑑定といった司法精神医学を深く学べる。 平和台病院では老年精神医学の専門医による指導を受け、認知症や老年性精神疾患、気分障害等の経験を積むことができる。 未来の風せいわ病院では精神科救急、クロザピン、mECT、入院患者地域移行、児童思春期、依存症、認知症、医療観察法通院等に広範に取り組んでおり豊富な学びが得られる。 |
基幹施設URL | <岩手県立南光病院> http://www.nanko-hp.net/ |
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