群馬県 三枚橋病院・連携施設 精神科専門研修プログラム |
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基幹施設 | 医療法人赤城会 三枚橋病院 |
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連携施設 | 医療法人中沢会 上毛病院、埼玉医科大学国際医療センター |
プログラムの特徴 | 基幹施設となる医療法人赤城会 三枚橋病院は、昭和41年の設立当初から最小限の行動制限のもとで精神科医療を実践してきた。平成24年8月の病院新本館の稼働に合わせ、閉鎖病棟の運用を開始するとともに、群馬県立精神医療センターに次ぎ県内で二施設目となる精神科救急治療病棟を開設し、地域の三次救急医療を担っている。新病棟は全室個室の58床2単位となっており、隔離室、準隔離室のほか、ナースステーション内の観察室にも医療用ガス配管を備え、m-ECT、CT、X-p検査のほか、生化学検査を院内で実施できる体制を整え、救急・急性期、身体合併症、慢性期等におけるすべての治療に対応している。 専攻医は指導医のもと当初は救急・急性期の入院患者の主治医となり、多職種からなる医療チームとともに診療に当たる中で、必要な生活歴・現病歴を聴取し、症状・状態像を捉え、画像検査、心理検査等を選択・実施し、結果を踏まえて適正な診断に至り、治療戦略を立て実践する技能を体得することができる。並行して、クルズス等の教育プログラムを通じて、精神保健福祉法を始めとした法律や、各精神疾患に関する知識、薬物療法、心理療法、作業療法など各種治療法の基本を習得することができる。研修の後半では、慢性期の入院患者を担当することで、維持期における薬物療法の適正化のほか、再発予防やリハビリテーションについても研鑽を積むことができる。また新規開発薬の臨床治験や、自主臨床試験ほか臨床研究にも積極的に取り組んでおり、専攻医の意向によりこれらに参加することも可能である。本プログラムでは、国の地域医療構想に準じて、地域の3次救命救急基幹施設である総合病院や各診療科クリニックとのリエゾン、精神科訪問看護ステーションや行政を含めたアウトリーチ支援等についても経験を積むことができる。指導医には一般病院連携精神医学の専門医も在籍しているほか、本プログラムは埼玉医科大学国際医療センター、医療法人中沢会上毛病院と連携し、専攻医の希望に応じてがん患者に対する心のケア、m-ECTに必要な麻酔科の基礎、児童・思春期、認知症等、あらゆる精神疾患患者の治療における急性期、身体合併症、慢性期治療の研修を行うことが可能である。 |
基幹施設URL | <医療法人赤城会 三枚橋病院> https://akagikai.jp/hospital/ |
専攻医募集ページ | https://akagikai.jp/recruit/expert/ |
専門研修 プログラム冊子 |
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詳しい 専門研修概要 |
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研修ローテーションパターン | |
週間・年間 スケジュール |