千葉県 千葉県精神科医療センター 精神科専門研修プログラム |
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基幹施設 | 千葉県総合救急災害医療センター |
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連携施設 | 医療法人鉄蕉会 亀田総合病院、医療法人同和会 千葉病院、総合病院国保旭中央病院、医療法人学而会 木村病院、千葉県こども病院、医療法人社団直樹会 磯ヶ谷病院、千葉県がんセンター、地方独立行政法人 東京都立病院機構 東京都立松沢病院 |
プログラムの特徴 | 千葉県総合救急災害医療センターの前身である千葉県精神科医療センターは、わが国初の精神科救急専門病院として、1985年に千葉市幕張地区に開設された。その設立理念は「収容施設としての精神病院」のアンチテーゼとなる「治療施設としての精神科病院」の創出であり、日本の精神科医療の構造転換の楔となることであった。現在の精神科救急入院料病棟の施設基準は当センターをモデルとしたものであり、救急医療、チーム医療、アウトリーチを中心とした精神科医療システムは、当センターを嚆矢(こうし)として今や全国に広がっている。教育面ではこれまで当センター単独で多くのレジデントを受け入れ、精神保健指定医の育成を行ってきた。本プログラムでは、当センターを基幹施設とし、児童思春期の専門病院である千葉県こども病院、がん治療の専門病院で精神科リエゾンコンサルテーションをおこなう千葉県がんセンター、県北西部の中核的な精神科病院であり認知症疾患医療センターを併設する同和会千葉病院、地域の精神科病院として急性期から慢性期の幅広い疾患をカバーする学而会木村病院・直樹会磯ヶ谷病院、総合病院有床精神科であり症状精神病・身体合併症・コンサルテーションリエゾン精神医学等を経験できる亀田総合病院、国保旭中央病院、都市型の精神科医療を提供する東京都立松沢病院と連携する。当センターで数多くの急性期症例を経験することを通して種々の精神疾患のクリティカルな治療場面への対処能力を習得するとともに、当センターでは経験することが難しい児童思春期・認知症・身体合併症等に関しては、上記連携病院をローテートすることにより、急性期以外の多彩な症例や地域社会での実践活動を経験できる。精神科救急入院に至る患者においては、生物学的のみならず心理的・社会的な困難が重畳し、それらが混然一体となった結果、待ったなしの激しい精神症状として表出されている。救急ケースには精神科医療のエッセンスが詰まっているのである。専門研修の一定期間、救急・急性期患者の診療に濃密にかかわり、他の医療スタッフと協同してさまざまな困難を乗り越え、患者を退院まで導くことは、将来どのサブスペシャリティに進みどのような形で精神医療に携わるかによらず、精神科専門医として欠かせない修練であろう。そのような経験を日々の臨床を通して十分に提供できることが、本プログラム最大の特色である。 |
基幹施設URL | <千葉県総合救急災害医療センター> https://www.pref.chiba.lg.jp/cepmc/ |
専攻医募集ページ | https://www.pref.chiba.lg.jp/seishin/saiyo/senmoni.html |
専門研修 プログラム冊子 |
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詳しい 専門研修概要 |
https://www.pref.chiba.lg.jp/seishin/saiyo/documents/seishinsenmoni.pdf |
研修ローテーションパターン | |
週間・年間 スケジュール |