熊本県 向陽台病院専門研修プログラム |
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基幹施設 | 医療法人横田会 向陽台病院 |
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連携施設 | 独立行政法人国立病院機構 さいがた医療センター、独立行政法人国立病院機構 肥前精神医療センター |
プログラムの特徴 | 基幹病院の向陽台病院には、精神科専門医制度専門医は5人いる。入院中は病棟で週に1回、医師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、管理栄養士、元教員、臨床心理士(公認心理師)など多職種カンファレンスを行い、必要な医療が提供されているかを確認している。状況に応じて役割を分担し、困難ケースへの多彩なアプローチがなされ無策の停滞(治療の空白)が生じないように工夫している。チームで治療展開することでスタッフ個々人の見立てや判断力が高まり、総合的な臨床力が高まっていく。また職員研修は頻繁に開催され、外部の研修会にも積極的に参加を促し、各職種の資質向上を図っている。摂食障害ミーティング、アルコール・薬物、ギャンブルなどの依存症ミーティングやSMARPPを用いた勉強会、うつミーティング、自閉症スペクトラムなどコミュニケーションに課題を抱える患者のスピーチ訓練グループなど専門的ミーティングも日々開催され活発に活動している。就労をサポートするリワークプログラムも備わっている。家族向けには家族会や家族心理教室、さらにゲーム依存・ネット依存の家族教室(状況によってはオンライン)を展開している。治療抵抗性の統合失調症に対してクロザピン、難治性のうつ病に対して、m-ECT(修正型電気けいれん療法))、r-TMS(反復経頭蓋磁気刺激)の選択肢がある。 連携病院である肥前精神医療センターは、佐賀県唯一の精神科救急病棟を有し、指定医、専門医の症例は豊富にあり、毎年20人以上の専攻医が研鑽を積んでいる。精神科救急病棟を教育研修の中心の場とし、精神科リハビリテーション、地域医療(デイケア、訪問診療)を学ぶことができる。また、こどもの心の診療拠点病院、依存症治療拠点機関、認知症疾患医療センター、医療観察法指定入院・通院医療機関に指定されており、他施設では経験が難しい臨床経験(児童精神医学、嗜癖、司法精神医学、精神鑑定の助手、救急トリアージ、DPAT研修、CVPPP研修)も積むことができる。クロザピン、修正型電気けいれん療法の経験もできる。 同じく連携病院の、さいがた医療センターは精神内科、重症心身障害児(者)の病棟をもち、精神疾患と神経内科系疾患の治療を同時に行う必要がある患者の診療に携わることが可能である。また司法精神医学、アディクション系全般の研鑽、精神科救急、精神科デイケアなどの幅広い精神科臨床の経験を積むことができる。 |
基幹施設URL | <医療法人横田会 向陽台病院> http://www.kouyodai.or.jp |
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