東京都 帝京大学精神科専門研修プログラム |
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基幹施設 | 帝京大学医学部附属病院 |
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連携施設 | 医療法人髙仁会 川口病院、医療法人髙仁会 戸田病院、医療法人社団恵仁会 与野中央病院、帝京大学ちば総合医療センター、医療法人社団柏水会 初石病院、医療法人社団大和会 大内病院、医療法人社団碧水会 長谷川病院、公益財団法人愛世会 愛誠病院、医療法人社団青山会 青木病院、医療法人社団欣助会 吉祥寺病院、帝京大学医学部附属溝口病院、医療法人回生堂病院、医療法人越南会 五日町病院 |
プログラムの特徴 | 帝京大学病院精神科は,講座開設以来50余年に及ぶ歴史があり,臨床研究を中心に精神医学の発展に貢献するとともに,優れた臨床家の育成に努めてきた。専門教育を修了した医師たちは全国各地に広がり,地域精神科医療を始めとする幅広い領域で活躍しているほか、アカデミックな領域で活躍する医師も少なくない。 本研修プログラムは,帝京大学精神科(基幹施設)を中心とする13の研修施設,50名以上の指導医によって運営されている。基幹施設と連携施設でのそれぞれ2年間,1年間の研修を基本モデルとしており,大学病院において十分な指導を受けることにより、多様な患者さんに対応する能力を修得できるようになる点が最大の特徴である。 大学病院の特性は、統合失調症、気分障害、認知症、アルコール・薬物依存などの罹病率の高い精神疾患は言うに及ばず、器質性・症状性精神疾患、児童思春期症例、神経発達症、摂食障害、身体合併症のある症例、重症な神経症やストレス障害など、精神科病院では経験することが難しい症例について、豊富な指導医のもとで精緻な臨床を修得できる点である。また、最先端の臨床能力を修得するには脳画像(CT、MRI、SPECT、PET)や詳細な心理検査などによる脳科学的所見に基づいた診断を行えるようになることが必須であるが、当大学病院ではそれが可能である。なお、帝京大学精神科は47床と病床数が比較的多く、症例が不足することはない。また、大学病院の中には、看護体制により、平均在院日数40日以内という制限がある病院も少なくなく、その場合、十分改善しないうちに転院させる必要が出てくるが、当大学では平均80日以内の制限であるため、患者さんが十分改善するまで治療することを経験できる。さらに、当大学での研修では研修期間中に必ず学会発表を行うべく十分な指導を行う。特筆すべき点は、当大学では後期研修医を社会人大学院生として受け入れており、専門医、指定医、学位の3つの過程を同時に進めることができる。なお、諸事情により、基幹施設に1年、地域の連携施設に2年といった他のローテーションパターンにすることも可能である。 以上のように、基幹施設において多彩な症例を経験することができるが、当大学病院は開放病棟による開放的処遇による治療を行っているため、一部の興奮の著しい症例や措置入院の症例は経験することができない。そこで、残りの1年間では多数ある連携施設のうち1ヶ所の病院において、統合失調症を中心とした精神科救急や措置入院患者の症例を経験していただく。基幹施設と連携施設の研修を組み合わせることによって精神科専門医として十分な知識・経験を積むことができる。 |
基幹施設URL | <帝京大学医学部附属病院> http://www.teikyo-hospital.jp/ |
専攻医募集ページ | http://www.teikyo-psy.com/recruit.html |
専門研修 プログラム冊子 |
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詳しい 専門研修概要 |
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研修ローテーションパターン | |
週間・年間 スケジュール |