公示情報

熊本県
弓削病院 精神科領域専門研修プログラム
基幹施設 特定医療法人佐藤会 弓削病院
連携施設 久留米大学病院、福岡大学病院、社会医療法人聖ルチア会 聖ルチア病院、独立行政法人国立病院機構 肥前精神医療センター
プログラムの特徴  本プログラムは、熊本県、福岡県、佐賀県など九州北部地域の精神科医療機関5施設が連携し、良質で実戦力を兼ね備えた精神科臨床医の育成を目標としている。基幹病院の弓削病院には指導医7名が常勤しており、専攻医は毎年3名募集している。

 弓削病院は熊本インターから車で5分程の位置にある精神科単科病院である。「地域の要請を断らない」をモットーに2011年から精神科救急を実践している。精神科救急病床60床、急性期病床48床を有し、年間入院患者数650名、平均在院日数は80日未満である。統合失調症、気分障害、認知症、依存症、児童思春期など多彩な急性期症例を、入院から退院まで担当することができ、精神保健指定医や精神神経学会専門医に必要な入院症例を集めることに苦労はしない。難治例に対するクロザピン、mECT、rTMSなど先進医療も盛んである。往診や訪問看護、デイケア・デイナイトケア、福祉ホーム、地域活動支援センター、熊本市の委託事業である障害者相談支援センターが隣接しており、地域医療の多様な支援事業を経験できる。外来新患数は毎月60名にのぼり、ストレス障害や神経症、発達障害、パーソナリティ障害を外来で診療する機会も豊富にある。

 久留米大学病院や福岡大学病院では、身体合併症、リエゾン・コンサルテーション、緩和ケア、周産期の精神科介入を経験できる。久留米大学病院では睡眠やてんかんの専門治療を、福岡大学病院では力動的精神療法や自殺企図者・自死遺族への介入を学ぶことができる。肥前精神医療センターや聖ルチア病院では、児童思春期や依存症に対する専門病棟での入院治療を経験できる。依存症の疾患教育プログラム、発達障害や知的障害の児童に対する集学的治療を研修できる。また、肥前精神医療センターでは、医療観察法の通院・入院治療や簡易鑑定を経験することができる。 

 研修のローテーションとして、1年目は基幹施設の弓削病院、2年目は久留米大学病院または福岡大学病院、3年目の前半は児童思春期・依存症・司法精神医学の経験ができる肥前精神医療センターまたは聖ルチア病院、3年目の後半は弓削病院に戻るのを、標準的なコースとしている。専攻医の希望を踏まえて、各施設での研修期間、ローテーションの順序は柔軟に対応できる。専攻医は専門医や指定医の資格取得に向けた丁寧なレポート指導を受けることが保証されている。
基幹施設URL <特定医療法人佐藤会 弓削病院>
http://www.yuge-hp.or.jp/
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