神奈川県 横須賀共済病院精神科専門研修プログラム |
|
基幹施設 | 国家公務員共済組合連合会 横須賀共済病院 |
---|---|
連携施設 | 東京医科歯科大学病院、地方独立行政法人 東京都立病院機構 東京都立広尾病院、医療法人社団清心会 藤沢病院、横浜市立みなと赤十字病院 |
プログラムの特徴 | 基幹施設である横須賀共済病院は神奈川県三浦半島の中核的な高度急性期病院であり、救急車の年間受け入れ台数は1万台を超える。このため、自殺未遂患者や身体合併症を抱える精神疾患患者を診療する機会が多い。精神科病床は10床の開放病棟で、入院患者の多くは身体合併症を有する。精神科リエゾンチーム、緩和ケアチーム、認知症ケアチームを有し、総合病院の精神科で必要とされるスキルをバランスよく学ぶことができる。連携施設には横浜市立みなと赤十字病院精神科、東京医科歯科大学病院精神科、東京都立広尾病院神経科、藤沢病院を有する。横浜市立みなと赤十字病院は神奈川県の精神科救急・身体合併症転院事業に参画しており、多くの身体合併症患者や措置入院が必要な患者の診療を経験できる。精神科病棟は50床の閉鎖病棟を有しており入院患者の8割以上は非自発的入院で、統合失調症やうつ病、双極性感情障害が多いが、身体合併症を複数有したアルコール依存症や薬物依存症、重篤な自殺企図後の小児思春期症例、症状器質性精神病など症例は豊富で多岐にわたり、急性期かつ重症例を幅広く経験することが出来る。東京医科歯科大学病院精神科は41床の開放病棟を有し、急性期の患者は限られているものの多くの精神疾患の治療を経験できる。一般的な精神疾患の対応以外にデイケアや小集団精神療法への参加が可能であることに加えて、司法精神医学、児童精神医学、老年精神医学に関する専門の研修体制も整備されている。東京都立広尾病院は救命救急医療を重点化しており、救命救急センターと協働しての自殺者等へのリエゾン・コンサルテーション、転棟転科後の合併症医療を多く経験できる。神経科は30床の開放病棟を有し、入院患者の4割弱を感情障害が占めるのが特徴である。藤沢病院は急性期治療病棟、認知症治療病棟、療養病棟からなる、7病棟420床を有する精神科単科病院である。湘南の中心都市藤沢における地域精神医療を担い、急性期から社会復帰期までの幅広い症例を、入院・外来を通じて経験することができる。デイケアなどの精神科リハビリテーション、訪問サービスなどの外来サービスの充実も特徴で、地域医療について学ぶことができる。以上の様に当プログラムは総合病院精神科での研修に重点を置いているが、大学病院や単科精神病院へのローテーションを通じ専門研修に必要な症例や場面を十分に経験できるように配慮されている。 |
基幹施設URL | <国家公務員共済組合連合会 横須賀共済病院> http://www.ykh.gr.jp |
専攻医募集ページ | https://www.ykh.gr.jp/staff/resident |
専門研修 プログラム冊子 |
|
詳しい 専門研修概要 |
ー |
研修ローテーションパターン | |
週間・年間 スケジュール |