公示情報

東京都
多摩中央病院専門研修プログラム
基幹施設 特定医療法人社団聖美会 多摩中央病院
連携施設 医療法人静和会 浅井病院、日本医科大学千葉北総病院、東京医科歯科大学病院、地方独立行政法人 東京都立病院機構 東京都立多摩総合医療センター、日本医科大学付属病院、日本医科大学多摩永山病院、日本医科大学武蔵小杉病院
プログラムの特徴  多摩中央病院は1959年に東京都多摩市に開設され、1967年に日本医科大学派遣病院として認定された歴史のある病院で、①誠実な医療、②信頼される医療、③親切な医療を理念として、長年にわたり多摩地域の医療に貢献してきた。当院は、349床の入院病床と、本院および付属クリニック(調布市)に外来部門を持ち、急性期から慢性期、プライマリから難治例まで、幅広い精神科医療ニーズに応えてきた。本プログラムでは、このような当院の特性を活かして、幅広い精神科医療が経験できる実践的な研修の提供を目指す。具体的には、一人の患者にじっくりと腰を落ち着けて関わる中、疾患について学問的に学ぶのは勿論、自らの知識・知恵を総動員して自分の頭で考えるトレーニングを重視する。患者だけではなく家族が抱える問題も受け止め、社会復帰の難しさについて実感し、さらには家族の視点、地域社会から一例一例のケースについて考える。その上でアウトリーチとして訪問診療も行い、地域社会に根ざした実臨床に即した実践的な研修を行う。院内の看護スタッフ、ケースワーカー、心理スタッフ、薬剤師、作業療法フタッフ、DCスタッフ等ばかりでなく外部の精神保健関連各機関の職員との連携も重視する。以上の精神科を中心とした入院診療、外来診療、社会復帰、地域サポートを軸とした精神科医療を経験することによって、専攻医はさまざまな精神科医療のニーズに応えることができる能力を身につけることができる。
本プログラムの研修連携施設としてはと、日本医科大学付属4病院、東京医科歯科大学医学部附属病院、多摩総合医療センター、浅井病院が含まれる。
日本医科大学付属病院(東京都文京区)は、高度専門医療機関であり、m-ECTやクロザピンを用いた難治性精神疾患治療も積極的に行っている。また児童思春期外来を開設しており、入院を含めた児童思春期症例を幅広く経験できる。また、コンサルテーションリエゾン活動が盛んであり、一般病床における精神科的問題への介入の他、高度救命救急センターの自殺未遂者を中心とした介入も多数行っている。他の付属3施設、千葉北総病院(千葉県印西市)では外来診療とコンサルテーション・リエゾン診療を中心に行っており、NIRSによる診療も数多く行っている。武蔵小杉病院(川崎市)、多摩永山病院(東京都多摩市)はコンサルテーション・リエゾン診療を中心に診療を行っており、基幹施設だけでは経験できない多様な症例を経験することができる。
東京医科歯科大学医学部附属病院(東京都文京区)では十分な指導体制のもと、生理学的検査・心理検査実施による診断や治療に対する詳細な検討、m-ECT、身体合併症診療、リエゾン診療などの全般的な研修が可能である。また、司法精神医学、児童精神医学、老年精神医学に関しては、専門の研修体制を整備している。
多摩総合医療センター(東京都府中市)は、多摩地域の主要な総合病院の1つであり、精神科救急と身体合併症を主軸とする高度な精神科診療が経験できる。特に、“スーパー救急”と呼ばれる高規格高機能を謳う病棟を持ち、設備的にも人的にも集約的な医療の実践的な研修が可能である。
浅井病院(千葉県東金市)は、地域の中核的な精神科病院として長年培われてきた臨床実践的な内容のプログラムが用意されている。主要な精神疾患の患者を受け持ち、面接法、診断と治療計画、精神療法、薬物療法の基本を学ぶ。さらに、救急を含む急性期から慢性期、児童から老年期、任意入院から措置入院の他、司法精神医療、難治性精神疾患治療(m-ECT、クロザピン)など臨床を幅広く経験し、専門医にふさわしい十分な基礎を確立させることを目標とする。合併症病棟を併設しており、内科的な身体管理も内科医の指導のもとで学ぶことができる。
基幹施設URL <特定医療法人社団聖美会 多摩中央病院>
http://www.tama-chp.or.jp/
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