神奈川県 済生会横浜市東部病院 精神科専門研修プログラム |
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基幹施設 | 済生会 横浜市東部病院 |
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連携施設 | 社会医療法人あさかホスピタル、医療法人財団厚生協会 東京足立病院、公益財団法人井之頭病院、地方独立行政法人 東京都立病院機構 東京都立松沢病院、東邦大学医療センター大森病院、医療法人慶神会 武田病院、医療法人正永会 港北病院、地方独立行政法人神奈川県立病院機構 神奈川県立こども医療センター、医療法人社団養心会 鶴見西井病院 |
プログラムの特徴 | 済生会横浜市東部病院は、神奈川県の基幹病院でもあり、行政の精神科救急事業、身体合併症転院事業、横浜市認知症疾患緊急一時受入事業といった役割を担っている公的な病院でもある。そのため、精神科救急だけでなく、身体合併症症例についても研修できる。また、21の疾患センターならびに34診療科からなる全562床の病院であり、他科との連携も含めたリエゾン診療や周産期メンタルヘルス、緩和医療についても系統的に研修していく。精神科病棟は、50床の閉鎖病棟であり、措置入院を含めた精神科救急ならびに急性期治療、身体合併症治療を中心に治療を展開しており、病棟主治医として担当患者を指導医の下で受け持ち、看護師、精神保健福祉士、臨床心理士、薬剤師、栄養士などとチームを組み、様々な精神疾患の診断と治療を学ぶ。面接技法、精神症候学、生物学的検査、心理検査、認知機能検査などの診断に必要な技能や薬物療法(クロザピンを含む)、精神療法、mECT、精神科リハビリテーションなどの治療法を修得できる。日本老年精神医学会の認定施設でもあり、認知症や老年性精神疾患など超高齢社会において不可欠な老年精神医学についても習得できる。 連携病院として、東邦大学医療センター大森病院があり、そこで臨床研究手法を習得し、研究活動に従事し、その成果を様々な形で発表報告することで、自身の成長だけでなく、精神医療全体の発展に寄与していくことが可能である。 そのほかに基幹施設から比較的近距離の単科精神科病院で3年間を通じて基幹施設との密なる結びつきのもとに研修を進めることができる。アルコール関連障害治療、精神分析療法、精神科リハビリテーション、老年期精神医療、児童思春期精神医療など、特色あるプログラムを準備し、幅広い精神医療を研修できる。また、あさかホスピタル(福島県郡山市)では、「統合型地域精神科治療プログラム(Optimal Treatment Project, OTP)」や「ささがわプロジェクト(本邦初の包括的な脱施設化)」についても学ぶことができる。本プログラムにおいては、児童・思春期および早期精神病から、慢性期のケアや認知症サポートまで、そして生物・心理・社会に加えて倫理観も併せたbio-psycho-socio-ethicalな視点に立った網羅的かつ多次元的な精神科専門医研修を充分な訓練設備と豊富なスペシャリストのもとで着実に学べる最適な環境が約束されている。専門医の取得のみをゴールにしない、その後の更なる飛躍を見据えた研修である。 |
基幹施設URL | <済生会 横浜市東部病院> http://www.tobu.saiseikai.or.jp |
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