公示情報

大分県
帆秋病院 精神科専門研修プログラム
基幹施設 医療法人至誠会 帆秋病院
連携施設 九州大学病院、福岡県立精神医療センター 太宰府病院、独立行政法人国立病院機構 九州医療センター、株式会社麻生 飯塚病院、独立行政法人国立病院機構小倉医療センター、大分大学医学部附属病院、山本病院、大分県立病院
プログラムの特徴  民間精神科病院が基幹病院である本プログラムは、我が国の精神科病床のほとんどが民間精神科病院であるという現実に即し、地域社会に根ざした臨床実践的な内容のプログラムを目指している。この地域の中核的な精神科病院として60年近い歴史の中で培われてきた精神科医としての基本的な倫理性や患者への思い、疾病に対する学問的な態度などを知ることができる。急性期から慢性期、児童から老年期、任意入院から措置入院など3年間のプログラムの中で各施設をローテートすることによって多彩な症例を経験することができる。また幅広い地域社会の中での実践活動をおこなっており、社会で生活する精神障害者をどのように支えるのかといった、これからの我が国に求められる社会福祉、地域医療の現場を実際に体験することができる。
 基幹病院である帆秋病院は446床の精神科病院であり、平成27年4月に移転・新築し、体育館、グループホーム、保育園を併設している。また、100床の介護老人保健施設を併設している。移転の際に、電子カルテを導入し、3テスラのMRI、16列マルチヘリカルCT、脳波計、高照度光療法室などを完備している。
 常勤医は11名おり、そのうち精神保健指定医は4名、内科医が2名いる。また、日本精神神経学会 専門医・指導医、日本老年精神医学会認定専門医・指導医、日本精神科病院協会認定 指導医、日本医師会認定 産業医、日本医師会認定 健康スポーツ医、ICLSプロバイダー、認知症かかりつけ医、認知症サポート医、発達障害かかりつけ医、総合内科専門医、日本内科学会認定内科医、日本リウマチ学会専門医・指導医、インフェクションコントロールドクターが在籍しており、研修指導体制を整えている。また、職員研修として、院内研修会を頻回に開催しており、また外部研修会にも積極的に参加し、各職種の資質向上を図っている。医療連携として、大分大学医学部附属病院、大分県立病院、大分赤十字病院、アルメイダ病院、大分中村病院等と相互医療の協力体制を整えている。
 連携病院である九州大学病院は1275床を有する大規模な病院であり、精神科も65床という大学病院としては最大規模の病棟を有している。高度専門医療機関として、主に難治性の症 例を中心に統合失調症(F2)、気分障害(F3)、神経症性障害(F4)などの治療にあたっている。また思春期症例、認知症、身体合併症治療、リエゾン・コンサルテーションなど精神科臨床を幅広く経験できることも特徴である。精神療法の習得にも力を注いでおり、認知行動療法、精神分析・精神力動、森田療法のカンファレンス、セミナーを定期的に開催している。
 大分大学医学部附属病院は618床を有する大学病院であり、精神科病床30床で難治性の症例の紹介を各地域から引き受けている。主に難治例の統合失調症(F2)、気分障害(F3)、神経症性障害(F4)、認知症(F0)を中心に、思春期症例、身体合併症症例、リエゾン・コンサルテーションなど精神科臨床を網羅した経験ができる。さらには緩和ケアや作業療法、集団精神療法などにも参加し研鑽がつめる。
 大分県立病院は、一般病床566床を有する県の中核的総合病院である。リエゾン・コンサルテーションで多彩な疾患を経験することができる。また、緩和ケアチームに参加し、がん医療における精神症状の治療および患者と家族の心理的支援について学び、経験を積むことができる。
基幹施設URL <医療法人至誠会 帆秋病院>
http://www.hoaki.jp
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