神奈川県 医療法人財団青山会 精神科専門研修プログラム |
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基幹施設 | 医療法人財団青山会 福井記念病院 |
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連携施設 | 東京大学医学部附属病院、医療法人財団青山会 みくるべ病院、地方独立行政法人神奈川県立病院機構 神奈川県立こども医療センター、神奈川県立精神医療センター、医療法人財団青山会 青山会関内クリニック、医療法人カメリア 横浜カメリアホスピタル、医療法人財団青山会 青山会津久井浜クリニック |
プログラムの特徴 | 基幹病院である福井記念病院は、昭和38年の創立で当時精神科病院が閉鎖的であった時代に全開放の病院としてスタートした。以来50年以上に渡って三浦半島地域の中核的な精神科病院としての役割を担ってきた。急性期治療病棟、認知症疾患の治療病棟、ストレスケア病棟、合併症治療などほとんどの精神疾患に対応できる病棟をもっている。医療観察法の通院医療機関であるとともに刑事精神鑑定の起訴前本鑑定を年間数例引き受けており、司法精神医学にも力を入れている。クロザピン治療の取り組みとともに令和2年度からはmECTやrTMSを導入し、治療抵抗性の統合失調症、うつ病の治療を積極的に推し進めている。みくるべ病院は急性期病棟・ストレスケア病棟とともにアルコール専門病棟をそなえているため、アルコール・薬物依存症などの治療について経験することができる。県立精神医療センターでは、ほとんどの精神疾患に対応しているが、薬物療法のみでは治療困難な患者に対してmECTを実施している。研修を通して適応となる症例、場面を体験することができる。また医療観察法病棟があり司法精神医学についても学ぶことができる。県立こども医療センター又は横浜カメリアホスピタルは児童思春期を扱う専門病院であり、発達障害・摂食障害など子供の心性をどのように理解し対処すべきかを学ぶことができる。連携施設である県立病院と児童思春期専門病院で合計6か月間の研修を行う。サテライトクリニックでは外来診療・精神科デイケアを行っており、様々な疾患に対する精神科的治療を体験できる。これらの基幹病院と連携施設で3年間のプログラムをローテートすることにより急性期から慢性期、児童から老年期、任意人院から措置人院など多彩な症例を経験できる。各施設には経験を積んだ指導医・専門医が在籍しており、充実した教育研修の体制を整えている。また幅広い地域社会の中で訪問診療・訪問看護などの実践活動を行っており、社会福祉、地域医療の現場を実際に体験することができる。また研修中の身分及び経済的保障については、医療法人財団青山会が一貫して責任をもち、住居についても寮として提供する。また3年終了後の4年目に専門医レポート・指定医レポートを作成し、専門医試験を受験するため、1年間の延長を認め身分および経済的保障も継続する。医局は自由な雰囲気を保つとともに、いずれの医師にも1人用の机を設置し、落ち着いた環境で診療・研究に打ち込むことができる。インターネットの使用も可能である。 |
基幹施設URL | <医療法人財団青山会 福井記念病院> http://www.bmk.or.jp/fukui |
専攻医募集ページ | http://www.bmk.or.jp/intern/ |
専門研修 プログラム冊子 |
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詳しい 専門研修概要 |
http://www.bmk.or.jp/intern/ |
研修ローテーションパターン | |
週間・年間 スケジュール |