公示情報

新潟県
さいがた医療センター精神科専門研修プログラム
基幹施設 独立行政法人国立病院機構 さいがた医療センター
連携施設 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター、独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター、独立行政法人国立病院機構 小諸高原病院、独立行政法人国立病院機構 榊原病院、独立行政法人国立病院機構 賀茂精神医療センター、九州大学病院、独立行政法人国立病院機構 九州医療センター、独立行政法人国立病院機構小倉医療センター、独立行政法人国立病院機構 肥前精神医療センター、独立行政法人国立病院機構 琉球病院
プログラムの特徴 専門研修プログラムの特色【さいがた医療センター】
独立行政法人国立病院機構さいがた医療センターは創立80年を迎える運営病床296床を有する新潟県上越地域の精神科主体の基幹病院である。9つの科(内科、消化器内科、精神科、脳神経内科、小児科、整形外科、リハビリテーション科、放射線科、歯科)を有し、 CT、MRIをはじめ先端医療の装備を配備している。
精神科は、約50 年の歴史の中で、常にその時代の先駆的役割を果たして来た。特に平成18年4月より県内唯一の医療観察法指定入院医療機関として暫定15床としてスタートし、その後34床に増床した。そのほかの精神科病床数は100 床で運営し、青年期思春期症例、気分障害、統合失調症、重症神経症、摂食障害、アルコール依存症、発達障害、認知症をはじめとする老年期精神疾患等、多様な精神科疾患に対応している。地域の診療所からの紹介も多く、精緻な診断、適切な治療方針に確立の要請に応えている。
また、特筆すべき事項として平成30年8月から開始したクロザピン治療は、令和4年度末までに139件、電気痙攣療法は567件となった。さらに新たな専門医療として新設したアディクション診療部門において、令和元年5月よりアルコール、薬物、ギャンブル、インターネット・ゲーム各々の依存症に対応もする特殊外来も開設した。
その結果、上越地域唯一の依存症専門医療機関及び依存症治療拠点機関に選定された。そのため、精神科領域において幅広く経験を積むことができるのが本施設の特徴でもある。
更に、他科の治療を受けている患者の精神症状に対するコンサルテーションリエゾンが充実している。このような中で臨床研究に取り組み、学会発表、論文発表を行うとともに、当地域での全国学会や研究会の主管を行っている。
専攻医は入院患者の主治医となり、指導医からのマンツーマンでの指導を受けながら、適確な診断と精緻な治療の過程を学習習得するとともに、精神疾患を抱える人の苦悩に真摯に向き合う精神科の基本を体得できる。各精神疾患に対して、画像診断をはじめとする医療機器による検査や心理検査を行い、薬物療法、個人精神療法、集団精神療法などの治療を柔軟に組み合わせ最善の治療を行っていく。看護師、心理士、作業療法士、精神保健福祉士などとチーム医療を行う。研修の過程で全ての領域の精神疾患、治療についての知識、治療技法を身につけることが可能である。また、さいがた医療センターでは他科の専門医と同じ医局にいることや救急当番での全科当直を継続して行うなどから、初期研修で習得した医学知識・医療技術を一層向上させることができる。
基幹施設URL <独立行政法人国立病院機構 さいがた医療センター>
https://saigata.hosp.go.jp/
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