公示情報

長野県
こころの医療センター駒ヶ根 精神科専門研修プログラム
基幹施設 地方独立行政法人長野県立病院機構 長野県立こころの医療センター駒ヶ根
連携施設 医療法人芳州会 村井病院、社会医療法人栗山会 飯田病院、信州大学医学部附属病院、独立行政法人国立病院機構 小諸高原病院、長野県厚生農業協同組合連合会 北アルプス医療センターあづみ病院、諏訪赤十字病院
プログラムの特徴  こころの医療センター駒ヶ根は、あらゆる精神疾患を経験できる病院であり、本プログラムは、精神科専門医として精神医療を行うために、十分かつ実践的な知識、経験、素養を身につけることを目指したプログラムである。基本となるのは、精神科救急と精神障害全般の急性期治療である。 1-2年目は、指導医とともに入院治療の主治医となって、診断から社会復帰まで精神科臨床の基礎を学ぶ。修正型電気けいれん療法(m-ECT)の実施、および治療抵抗性統合失調症治療薬「クロザピン」の使用など、先進的な精神科医療も体験できる。措置入院、医療保護入院などの非自発的入院患者も数多く経験できるため、研修が終わるころには精神保健指定医の取得に必要な症例を確実に受け持つことができる。希望する専攻医は、2年目に当院の特徴である依存症病棟、児童精神科病棟、医療観察法ユニットの主治医になることで、専門分野の経験を積むことも可能である。どの病棟でも、医師を中心とした多職種で治療に当たるため、チーム医療を実践的に修得できる。 また、平成29年度からは信州大学との連携大学院教育が始まり、臨床を経験しながら、学術的な研究も並行して行い、学位を取得することも可能となった。 2-3年目においては、こころの医療センター駒ヶ根での経験に加えて、信州大学医学部附属病院、総合病院精神科、単科精神病院の中から専攻医の希望に沿った研修が可能である。 信州大学医学部附属病院では、高度専門医療機関として、主に診断困難例や難治例の治療にあたっている。電気けいれん療法は、年間にのべ600~700例の施行実績がある。「子どものこころ診療部」と連携しての児童思春期症例、「物忘れ外来」における認知症疾患の鑑別、身体合併症治療、リエゾン・コンサルテーションなど精神科臨床を幅広く経験できることも特徴である。若手医師のための症例検討会には十分な時間を割き、症例を通じて得られる生きた知識・経験の習得を目標としている。 総合病院精神科では、身体合併症を併存する精神疾患を中心に多彩な疾患、症例を経験することが可能である。もちろん、身体合併症治療に加え、うつ病、認知症、思春期症例を含む多様な精神疾患の入院治療の実践経験を積むこともできる。また、治療が困難であることの多い神経性やせ症の入院治療も経験可能である。 地域の単科精神科病院では、現場の実践を通じた精神医療の実際を学習する。長期入院となった症例や、地域で生活する精神障害者への訪問診療、障害者の福祉作業所、老健施設との連携など、より患者さんの生活に近いところでの精神医療を経験することができる。そうした場面では、医療はもとより福祉分野との連携も十分に体験可能である。 全プログラムを通して医師としての基礎となる課題探求能力や問題解決能力について、一つ一つの症例を通して考える力を養う。また論文を集め症例発表や、得られた知見を論文としてまとめる過程を経験することで、様々な課題を自ら解決し学習する能力を身につける。
基幹施設URL <地方独立行政法人長野県立病院機構 長野県立こころの医療センター駒ヶ根>
http://kokokoma-hosp.or.jp/
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