社団法人 日本精神神経学会 2011年度第3回(通算4回)理事会
出席者:
(理事長)鹿島晴雄、(副理事長)岡崎祐士
(理事)一瀬邦弘、尾崎紀夫、斎藤利和、佐藤忠彦、中村純、細田眞司、松田ひろし
三國雅彦、森隆夫、吉住昭、渡辺義文
(監事)小島卓也
(各種委員会活動評価委員会委員長)山口成良
(参事)黒田治
欠席者:
(理事)池上秀明、秋山剛、飯盛眞喜雄、竹内知夫、武田雅俊、前田潔、森村安史
(監事)山内俊雄
2011年9月17日(土)12:00~18:30
日本精神神経学会事務所 会議室
リスト掲載の全員について、理事会で入会承認された。
秋山理事欠席につき、鹿島理事長が資料代読説明。
9月25日(日)に予定されている「原発事故被害‐支援者とのワークショップ いわき市第一回ワークショップ(案)」資料(②-1、②-2)については、研究倫理委員会の承認と理事会の承認が必要であるが、まだ検討がなされていないため、当学会の行うワークショップとしては承認しえないこととなった。このことについて、鹿島理事長から秋山理事に通知し、秋山理事から早急にワークショップ関係者、会場提供者に連絡することとなった。
小島卒後研修委員会委員長から委員会報告が行われた。
指導医講習会(資料(③、③-2の5, 6, 7, 8項目、③−3、③-4)について理事会承認された。
テキスト作成(③−2の3,4項目)について報告があり、承認された。
ただし、電子媒体(PDF)化して、学会ホームページで閲覧可能とするかどうか、あるいは冊子形式で配布するかどうかについては引き続き、同委員会で検討することとなった。
鹿島理事長より、杏林大学の鬼頭伸輔会員から、難治性うつ病治療装置NeuroStarの本邦への早期導入に関する要望書と当学会名で提出してほしいとの依頼があったことが報告された。関連委員会であるECT委員会で検討することとなった。
(1)広報委員会(資料⑤-1)
細田理事から、ホームページが刷新されたこと、記事アップの流れ、英語ページを充実させるための検討を行っていること、報道関係者への情報提供の方法について検討を行ったこと、メディカルトリビューン社から広告掲載の問い合わせがあったが見送ったこと、PR会社の利用について検討していること、ホームページのアーカイブス欄を整備すること、外部委託しているリサーチ結果をホームページに掲載するかどうかの検討を行うことなどが報告された。
(2)精神神経学会雑誌編集委員会(資料⑤-2) 細田理事報告
投稿規定1の変更(「筆頭著者は原則として本学会員に限ります」)とし共著者の規定を削除すること、および5の変更(「利益相反に関する報告が必要な場合には、規定書類を提出するとともに、その内容を論文末尾に記載して下さい」を5項の最後に追加すること)が提案され、承認された。
編集事務局員の2名増員について提案があり、理事会での討議の後、承認された。
丹水社(広告代理店)の広告料未納問題について委員会で報告をし、詳細の報告を事務所から再度行うよう要請していることを報告された。
(3)PCN編集委員会(資料⑤-3-5) 細田理事報告
PCN Author Guidelineの文言の一部変更が提案され、理事会で承認された。
PCN Newsletterのデザインについて報告された。
(4)精神保健に関する委員会(資料⑤-3-6) 中村理事報告
自殺対策大綱の見直しに関して、学会としての意見・提言を取りまとめる作業を11月の理事会までに行うことを決定したことが報告された。
(5)資格・研修施設認定委員会(資料⑤-3-7) 岡崎資格・研修施設認定委員会委員長報告
精神科専門医制度規則および同施行細則の改定に関する提案があり、文言について検討し、大筋承認となった。同委員会で成文化した後に理事会持ち回り承認し、2011年10月25日臨時評議員会に提案することとなった。
(6)精神医療・精神医学奨励賞選考委員会(資料⑤-3-8) 中村理事報告
精神医療・精神医学奨励賞選考内規に細則追加の提案があったが、理事会での討議の結果、細則は追加せず、これまで通りの細則で今後も選考することになった。
(7)性同一性障害に関する委員会(資料⑯-1、⑯-2、⑯-3) 斎藤理事報告
ガイドライン変更案が提示され承認された。
具体的には、puberty-delaying hormoneの使用をガイドラインに追加すること、同ホルモン使用の基準や条件を規定すること、クロスホルモンによる治療について、一定の条件を満たしている場合は18歳以上から16歳以上に引き下げることなどである。
ただし、「この分野に経験の深い精神科医」という文言については、同委員会でさらに議論を重ねて、文書で再提案することになった。
性同一性障害に対する手術療法の保険適応に関する要望書を、本学会と形成外科学会、産婦人科学会、泌尿器科学会の関連4学会名で厚労大臣宛てに提出したい旨提案され、本学会理事長名で残り3学会の理事長に協力要請するための文書について、GID委員会で文案を作成することが確認された。
(8)学会のあり方に関する委員会事務所部会 佐藤理事報告
メディカル・インサイト作成のJSPN専門医制度のプロセスまとめ(資料⑰)および「事務局プロジェクト」報告書(資料⑱)、事務局改革PJ中間報告(資料⑲)について説明および報告がなされた。
8~9月に新たに2名のマネージャー(上村氏、赤峰氏)が採用され、3チーム・3マネージャー(栄田氏、上村氏、赤峰氏)体制となった(栄田事務局長は留任)。
栄田氏不在時の責任体制は上村、赤峰の順とすることとなった。
メディカル・インサイトとの契約を今後2~3か月程度延長に関しては、業務計画や費用など契約内容の詳細について、同委員会から理事会に再提案し承認を得ることとなった。
委員会等の会議予定等について(資料②−3−7)は資料配付のみで審議されなかった。
(9)学会のあり方に関する委員会 情報システム部会(資料⑤−3−1、⑤−3−2、⑤−3−3、⑤−3−4) 細田理事報告
1.学術集会の発表者についての細則変更(筆頭演者は原則として本学会員に限る)
2.情報管理委員会の設置
3.学会保有の情報保護のための事務所職員・外部委託業者等との誓約書・契約書の締結
4.個人情報漏洩保険契約
について提案があり、理事会での討議の結果、承認された。
(10)学会のあり方委員会法人部会 佐藤理事報告
公益法人移行に関連して、いずみ会計事務所浦田税理士との契約については(資料⑳)、松田理事が相見積もりで金額の妥当性について確認した後に締結することが理事会で承認された。
定款改定(案)は資料配付されたが、討議されなかった(資料②−3−5)。
(11)法委員会 吉住理事報告
仙台医療センターにおける自殺の件に関する調査のために、同委員会から、一瀬理事を含む3名のメンバーが選出されたこと、調査方法については今度、同センターと協議していくこと、同調査についてはすでに理事会で承認が得られていることが報告された。
(12)ECT検討委員会 一瀬理事報告
光電メディカルから、サイマトロン使用によるECT施行時に熱傷事象が発生したことの報告および熱傷予防に関するお願いが発出されたことが報告された。 この文書を当学会ホームページに掲載することについて提案され、理事会での討議を経て、承認された。
(13)生涯教育委員会(資料⑫-1、⑫-2、⑫-3、⑫-4) 松田理事報告
専門医更新のためのポイント制度に関連して、細則、別表4の改定、ポイント取得のためのEラーニングの導入、今後のスケジュールについて説明がなされ、理事会での議論の結果、承認された。2011年10月25日臨時評議員会に提案し承認を得ることとなった。
ただし、今後のスケジュールに関して、第1回合格者の中で2010年10月末時点でポイントが600点未満の場合に提出を求めるケースレポートの提出期限については、10月末までのところを11月末までに延期することとなった。
富田三樹生会員より、特別講演者として臺弘先生を招くことについて、1973年の本学会総会で承認された「石川清氏よりの台氏批判問題に関する理事会および評議員会の見解」との整合性を問う内容の理事長、総会会長宛て公開質問状が送付されたことが報告された。
三國理事より、富田会員の公開質問状に対する対応案が説明され、三國理事が臺弘先生へ特別講演を依頼した趣旨、理事会などでの検討経過、「石川清氏よりの臺氏批判問題に関する理事会および評議員会の見解」の歴史的意義に関する理事会の評価に変わりがないことを記載した回答を書面で行うことについて、理事会で検討の結果承認された。
また第107回学術総会の特別講演者として臺先生を招くことに関する、理事会の対応と検討の事実経過につき、および理事会が1973年の「石川清氏よりの台氏批判問題に関する理事会および評議員会の見解」を尊重していることを、理事会の見解として回答することが報告された。
第107回通常総会会計決算(中間)(資料⑪)関する報告がなされ、承認した。
第108回学術総会のプログラム構成案(資料⑮)に関する説明がなされた。 その際、シンポジュウムは2時間枠で行う予定であることおよび国際シンポジュウムを企画していることなどが報告された。
吉住理事より、2011年7月の社会保障審議会医療部会において、医療法に基づき医療計画に地域医療連携等の対策を記載することになっている4疾病に精神疾患を加えて5疾病とする提案が厚労省によって示された件に関連して、この件に対する理事会見解を提示してはどうかとの提案がなされ、大枠承認された。詳細な文言について理事会持ち回り承認とすることとなった。
日本専門医制評価・認定機構から、専門医制度に係る研修施設を評価するためのサーベイヤーを10月7日までに10名推薦するようにとの要請があったことが報告された。 理事会での討議の結果、チーフサーベイヤーとして、山内監事と山口各種委員会活動評価委員会委員長の2名、サーベイヤーとして前田潔先生を推薦すること、残りのサーベイヤーについては今後、理事会で推薦作業を進めることが承認された。
高久日本医学会長名で当学会理事長に対して、動物愛護管理法の見直しに際して実験動物をその対象から除外することへの要望書(案)に対する当学会の意見を聴取したい旨、依頼があったことが報告された。
日本医師会疑義解釈委員会から、抗不安薬と抗パーキンソン薬を含む平成23年度第2回供給停止予定品目のリストが提示されたことが報告された。 理事会での討議の結果、後発品の供給で対応可能なため、リストに記載された全ての薬剤について、特段の問題がないと回答することが承認された。
「精神医療・精神医学情報センター(仮称)」設立準備委員会設置についての提案がなされ、理事会での討議の結果、承認された。 また、担当理事として、鹿島理事長、細田理事とし、中川会員、前田会員を委員とすることが承認された。
第9回国際早期精神病学会会長である日本精神保健・予防学会水野理事より、本学会に共催の依頼があったことが報告された。 理事会での討議の結果、共催はその定義から外れるため、後援という形で協力することが承認された。